あなたの寄付で世界各地の難民の方々をはじめ、困難な状況下にある方々へ寄り添う支援を届けます。
1979年に日本で生まれた、政治・宗教・思想に偏らない幅広い活動を行う国際NGOです。
AARは、一人ひとり多様な人間が、各々の個性と人間としての尊厳を保ちつつ共生できる、持続可能な社会をめざします。
・緊急支援
災害や紛争が起こった際に、難民や帰還民、被災者に対し、防災や減災、レジリエンス(立ち直る力)の視点をもって、緊急支援を行います。
・障がい者支援
障がい者のための職業訓練や生計支援、障がい児のための教育支援(インクルーシブ教育)、災害時支援などを実施しています。
・地雷対策
地雷や、クラスター爆弾などの不発弾の危険から身を守るための講習、被害者支援、除去支援などの対策を行っています。
・感染症対策
安全な水の提供や衛生啓発活動を通じて、感染症対策を行っています。
・啓発(国際理解教育)
訪問学習の受け入れや講演会、チャリティイベントなどを通し、世界の課題を広く伝え、国際協力に参加する人を増やすとともに、よりよい社会に向けた提言を行います。
メイン画像に写っている車いすの女性は、ジョアン・ベティさん、21歳。小さい頃にポリオに罹った影響で、歩けません。夫は南スーダンでの戦闘で亡くなり、幼い子どもたちを連れて逃げてきました。
AAR Japan[難民を助ける会]は、ジョアン・ベティさんのような障がい者や高齢者がいる世帯、親がおらず子どもだけの世帯など3,000世帯を対象に、地べたやござの上に眠らなくてもよいようにマットレスや、感染症を防ぐのに役立つ石鹸などの衛生用品を配付しました。
「難民」と一口に言っても、私たちと同じように、一人ひとりに人生があります。ジョアン・ベティさんだけではなく、皆それぞれに、故郷での楽しい記憶やつらい体験があります。
難民となり、母国を離れざるを得ない苦しみは、はかりしれません。しかし多くの災害に見舞われる日本人は、ある日突然家を追われる悲しみを共有し、そして家を追われた一人ひとりが複雑な物語を持っている人間であることを、理解できるのではないでしょうか。
そんな日本人だからこそ、一人ひとりに寄り添う支援をしたい。この気持ちを皆さまからの支援で広げていただけたら幸いです。