「殺処分ゼロ・無責任飼い主ゼロ」を目指して、捨てられた犬猫や小動物を保護し、広島と東京のシェルターで里親さんを探す活動を行っています
みなしご救援隊 犬猫譲渡センターは「殺処分ゼロ・無責任飼い主ゼロ」を目指し、一般家庭から飼育放棄された犬猫・小動物を保護し、広島と東京のシェルターで飼育しながら新しい里親さんを探す活動を行っています。
一般家庭から飼育放棄された犬猫・小動物を保護し、広島と東京のシェルターで飼育しながら新しい里親さんを探す活動を行っています。また、「無責任飼い主ゼロ」を目標に、ペットの終生飼育(ペットを最期まで飼う)に関する啓蒙啓発活動を行っています。
■里親さがし
当団体の施設は広島県内に2ヶ所、東京に1ヶ所あり、北海道から奄美大島まで日本全国から集まる「一般家庭から飼育放棄された犬猫・小動物」を、里親さんが決まるまで飼育しています。
時には、里親さんが決まらずに施設で生涯を終える場合や、疾患や障害・特性のため施設で一生面倒をみる場合もあります。
広島本部では50〜100頭、湯来第2シェルターでは60~120頭、東京支部で5〜10頭の犬猫・小動物が、常時里親募集を行っております。
里親希望者と犬猫・小動物が直接触れ合い、コミュニケーションをとることで命と向き合い、終生飼育の責任について考える場所です。
■引取り保護
一般家庭から飼育放棄された犬猫・小動物の引取り保護を全国から行っています。
■地域猫活動
飼い主のいない猫と人とが共存・共栄できるよう、地域猫活動のための啓蒙、啓発を行なっております。
■しつけ相談、犬猫トラブル相談など
犬猫の飼育・しつけ等の相談を受け付けております。
特に、地域猫活動、飼い主のいない猫の相談に力を入れております。
※画像左から、広島本部・東京支部・湯来第2シェルターの施設外観です。
人間の勝手な理由で、なぜ犬や猫が殺されなければならないのか…
尊い命をなぜ日本という国で一丸となって助けてやれないのか…
日本は動物愛護精神の高い国だと勘違いしておられる方もおりますが、世界的に見るとそうとはいえない状況なのです。
2000年代ごろまでは、自治体の動物愛護センターや保健所に引取られた犬猫の約9割が殺処分の対象となるなど、年間約10~30万頭の犬や猫が全国で殺処分されていました。
しかし、ここ数年はそうした殺処分の現状が大きく変わってきています。
環境省をはじめとする各自治体がこぞって「殺処分ゼロ」というスローガンの元、今までのように動物愛護センターや保健所に持ち込まれた犬猫や小動物を、理由問わず引き取る方針をやめるようになりました。自治体が引き取り拒否をすることで殺処分数も減少し、殺処分機(有名なドリームボックスなど)の稼働を中止する自治体も増えてきました。
一方で、ペットを捨てたい無責任な飼い主や、飼育放棄される犬猫が突然減るわけもなく…自治体の殺処分ゼロ達成の裏側で、当団体へ「ペットを飼えなくなったが、保健所では引き取ってもらえず、困っている」という相談は年々増加しています。
そういった時代の変化に対応するため、当団体では一般家庭からの保護に力を入れております。
2024年だけでも約200頭以上の保護を行い、約130頭に新しい家庭(里親さん)を見つけることに成功しております。
新時代到来の気配も僅かに感じられるようになった昨今ですが、動物たちにとってはまだまだ夜明け前です。
保護犬や保護猫、保護された小動物を家庭へ迎える、里親になる、預かりボランティアをする、という選択肢もあることをより多くの方々知ってもらいたいと思っております。
また、非営利の動物愛護団体として愛玩動物を通して、社会教育の推進、環境の保全を図り、子どもの健全な育成を活動目的に掲げています。
命より重いものはありません。
どうかどうか、たくさんの罪のない命が救われますよう…
そう心から願い、活動に取り組んでおります。
銀行振込でご支援いただく場合、ペットフードや消耗品など物資でご支援いただく場合は、このページの末尾から当団体のホームページをご覧いただくか、各施設へお電話ください。ご支援、ご協力どうぞ宜しくお願い致します。