あなたの寄付でさいたま市の子どもたちに『ごはん』『あそび』『まなび』が届きます!
埼玉県さいたま市で子ども食堂を毎月開催!各回25名程度の親子の参加があり、活動の継続が求められています! 『地域に子どもたちの居場所をつくる』ためにつながりをフル活用。ワークショップやおもちゃの広場も提供しています。 ボードゲームふぇすたといった居場所支援も実施しており、特に小学生を中心とした支援を行なっています。 2022年からはじまった活動も早くも4年目に到達し、学習支援事業の必要性も見えてきました。そろそろ、助成金に頼り続けることもできなくなってきますので、みなさまからの支援をお願いいたします。
すくもぐネットワークでは『心身の栄養補給のできる居場所を提供し、地域における心の拠り所となる』をビジョンとして掲げ、食と遊びを基盤としてつながり、心と体の栄養補給ができる場づくりと提供を行ないます。
子どもを育む環境として、自宅、学校、習い事、親戚、地域など様々なものが挙げられます。
すくもぐネットワークでは、自宅でも、学校でもない、第三の居場所づくりの一つとして、4つの取り組みを行っています。
第三の居場所を作ることで新たなつながりが生まれ、子育て家庭が情報交換を行うことのできる基盤をつくっています。
4つの取り組みのうち、1つ目の取り組みは、子ども食堂事業です。
子ども食堂事業では、子どもに対しては無償で、大人に対しては安価で、会食形式による食事提供をしています。
これにより、子どもや高齢者などが一人で食事をとる孤食の問題を解消することができます。
2つ目及び3つ目の取り組みは、遊び場提供事業及び居場所支援事業です。
遊び場提供事業では、誰でも無償もしくは安価で、木製のおもちゃ、ボードゲームなどの遊びを通したコミュニケーションができるような場所を提供しています。
また、居場所支援事業では、主に子どもに対し、多様な体験や異年齢間の遊びを通じた交流ができる安心・安全な場所を提供しています。
これらにより、子どもの遊び場が減ってしまっている社会問題の解決の一助とすることができます。
4つ目の取り組みは、学習支援事業です。子育て家庭の孤立の解消とは、少しずれますが子育て家庭における課題の一つとして「受験に対する不安」があります。
学習支援事業では、子どもに対し、無償もしくは安価で学習サポートを実施しています。特に、小中学校段階の知識の習得及び高等学校への進学に向けた学習サポートを実施しています。
これにより、選択肢を増やせるだけの学習基盤を育むことができ、それが貧困の連鎖の解消の一助とすることができると考えています。
前述したように、社会には子育てに関する様々な課題があります。それらの課題の一部については、子育て家庭の努力だけでは解消できないことが背景であることも多くあります。
だからこそ、子どもたちが親や地域に対して自らの意見を述べた上で、進んで活動できるような場所をつくっていく必要があると考え、活動に取り組んでいます。
同時に、子どもたちの最も近くにいるとされる保護者が、地域を頼ることができ、子育てに対して疲れを感じても相談できることが必要であるとも考えています。
会場において、大切にしていることの一つが「多くのルールで縛らない」ということです。
可能な限り「禁止事項」を削り、子どもたちに対しては周りの人のことを考慮した活動を促すよう声かけをしています。
また、用意したボードゲームなどは基本的には自由に使うことができ、工作の材料も基本的には声をかけてくれれば自由に使えるようにしています。
これらにより、コミュニケーション力や思いやりの心を育みながらも、主体性を尊重した居心地のよい第三の居場所としての機能をつくることができると考えているからです。
そこに、ボランティアや保護者様など、参加している大人に対しては「温かい目で微笑ましく見守る」「危険な場合には声をかける」ことを求めています。
学習支援事業では、ふるいのスキマを埋めることを目指しています。
以前、私が参画した事業では、年度の切り替わりと同時に「ふるい」にかけられてしまったことにより、中学3年生に進級する段階で学習支援事業に参加できなくなってしまったことがありました。保護者の収入などの基準によって、本来受益を受けるはずだった子どもへの支援が途絶えてしまった時、これは本来の目的である「貧困の連鎖の解消」にはつながっていないのではないか?と感じるようになりました。
そのため、学習支援事業では「収入」という一つの基準で参加可否は定めないこととしていきます。