保健医療分野の課題の解決に必要不可欠な医療技術者の育成及び医療サービスの改善に取り組んでいる国際協力NGOです。
国際医療技術財団JIMTEF災害医療研修の実績
2011年から災害医療研修を開始し、これまでに47都道府県から23職種1728名の医療専門家が研修を修了しました。
研修では、多職種連携をベースに「災害医療概論」や「災害医療コーディネート」などの知識と、「発災から急性期の対応」、「避難所運営ゲーム」、「本部運営と記録」等実践的な手法を習得しています。
また研修期間中に参加者同士がコミュニケーションを密にし、顔の見える人間関係をつくり、有事の際、災害現場で円滑にチーム医療が実践できるよう事前準備をしています。
研修修了者は、それぞれの所属職能団体で災害医療チームの主体となって、常総市水害、熊本地震、大阪北部地震、西日本豪雨災害などで活動しています。
研修修了23職種:医師 薬剤師 理学療法士 柔道整復師 鍼師 灸師 あん摩マッサージ指圧師 作業療法士 言語聴覚士 公認心理師・臨床心理士 栄養士 臨床衛生検査技師 臨床工学技士 歯科技工士 ソーシャルワーカー 診療放射線技師 視能訓練士 歯科衛生士 救命救急士 看護師 助産師 保健師 保育士
JIMTEF災害医療研修参加者の声
災害時に何か役に立ちたいと思われる医療従事者の方は多いのではないでしょうか。
私は、個人での活動には限界があることを痛感しJIMTEF災害医療研修コースを受講しました。
災害医療概論、東日本大震災での対応、災害医療コーディネート、本部運営、避難所運営等を学ぶことが出来ました。
国立病院機構 災害医療センターの専門家から直接学べ、全国から医療職種団体の医療従事者が集まって研修出来るのは、ここしかないと思います。
地元で起こった熊本地震では、JIMTEF研修で出逢った多職種の専門家の皆様との繋がりで災害医療支援活動を行うことが出来ました。
さらにその経験を講師として研修で発表する機会もいただきました。
本研修では災害医療に関する知識を学べることはもちろん、災害関連死を防ぎたい、被災者に寄り添う活動を行いたいという熱い想いを持った医療従事者の仲間に出逢えます。
「災害医療に必要なのは何か」を必ず習得できる本研修で一緒に学びましょう。