あなたの寄付で重症心身障害児と家族に笑顔を届けたい!
重症心身障害児・医療的ケア児を支援する団体。子どもたちだけでなく家族支援にも力を入れています。
医療的ケア児が、どうやってお風呂に入るのか想像がつきますか?
障がいのために、体は自由に動きません。喉を気管切開して人工呼吸器につながれています。そして、どんどん体が大きくなっていきます。
お母さんお父さんは、想像もつかない大変な作業を日々強いられています。
だったら、どんなに重い障害があってもお風呂に入れる銭湯があったらいいじゃない!子どもを預かり、そしてお風呂も入れてあげる。わたしたちは、お父さんお母さんが本当に望んでいるのはこれだ!と気づき、重い障がいを持つ子どものための銭湯を作りました!
これらは国や行政からの支援のない分野です。
「どんなに重い障害があってもお風呂に入れてあげる」という目標を掲げ「銭湯プロジェクト」を立ち上げました。そして、風呂場、安全にお風呂を楽しめる機械、熟練したスタッフを揃えました。
現在は一日平均10名の子どもたちがお風呂を楽しんで帰ります。
こうた君(※仮名)は現在高校二年生。生まれた時から重度の障害を持っています。愛情深いお父さんとお母さんに見守られて成長してきました。
お父さんお母さんはこうた君のために自分の時間を犠牲にしてきました。お父さんは、仕事終わりのビールは飲めません。お母さんは、美容室に行く時間がありません。こうた君はどんどん成長し、抱え上げるのも難しくなりました。銭湯に入れてあげる事で、こうたくんと家族に笑顔で過ごしてもらいたい。それがわたしたちの願いでした。
ご家族へインタビューしました。
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Q:入浴サービスを知ってどう思われましたか?
お父さん:大変ありがたいです。今までは自分の体調が悪い時でも子供のことを考えると、入浴は一日たりとも休めませんでした。今は「明日は放デイでお風呂がある」と思うと、腰が痛い時などでも気持ちの余裕がもてます。家庭用の風呂で自分一人で抱えながら洗うと限界がありますが、放デイでは専門のスタッフ二人が、普段手が届かないところまで洗ってもらえます。子供が大きくなると体重が重くなってもきます。このサービスは最高ですね!
お母さん:入浴以外の時にも放っておかれるのではなく、体位を変えたり関心を払ってもらえるし、少人数のおかげか、とてもよいケアを受けていると感じています。
お父さん:そもそも預かってくれるところもなかった頃から見ると、預かってもらえて、お風呂にも入れてもらえるなんて素晴らしすぎますよ!
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とても嬉しいお言葉おいただきました。
地元である仙台の新聞にもわたしたちの活動を取り上げていただきました。