「もったいない」の心を活動の軸とし、まだ食べられるのに廃棄される食品や、使用できる日用品などを広く集め、それを必要としている国内外の福祉団体や個人等に寄贈し、また「もったいない精神」を普及することにより、明るく健康で笑顔の絶えない社会の実現に貢献します。

東日本大震災をきっかけに、一般家庭、及び企業から、様々な物品をご寄付していただいています。日用品や生活雑貨、古本、衣料品などを「もったいない精神」に基づき、それらを必要とする人たちにお届けしています。

例えば、企業で大量に抱えた賞味期限の迫った災害備蓄品を、もったいないジャパンを通して今すぐ支援を必要としている生活困窮者の方にお届けしたり、イベントなどで大量に制作し余ったTシャツを、災害復興支援のボランティアの方が現地で着用する衣服として提供を行なっております。また、各大学と連携し、大学生とともに海外の学校支援や難民キャンプへの物資募集を行なったり、大学での啓もう活動を行なっております。

国内外の物資や食料品が不足している方々に必要なものを届けることで、人と人がつながる場づくりや子どもたちの笑顔や未来をつくることができたことは、かけがえのない成果だと感じております。

例えば被災地での復興支援の際には、もったいないジャパンからの支援物資の配布会を通して、そこに住む人々のコミュニティをつくるきっかけができたことや、海外の学校支援では不足している生活物資や学用品を届けることで、衛生的な生活環境や快適な学習環境を整えるお手伝いができ、それにより子どもたちの笑顔を生み出せたと現地で実感しました。