あなたの寄付で水の中もバリアフリー・泳ぐ社会貢献
プール・ボランティアは、障害者も高齢者も健常者と同じようにプールを楽しめる社会の実現を目的としている。障害者・児、高齢者、病後のプールリハビリをしたい方と一緒にプールに入り、一人ひとりに合わせた水泳指導をマンツーマン体制で行っています。
認定NPO法人プール・ボランティア(大阪府)では、「水の世界もバリアフリーに!」をスローガンに、1999年に設立し、
障がい児・者や高齢者にマンツーマンで水泳指導を行っているNPO団体です。年間のべ約4,000人の障がい者を、泳げるボランティアが水泳指導しています。
活動をしていると、外見からわからない障害のために周囲に理解してもらえず、大好きなプールに入れない子どもたちが多くいることを実感します。
プールの中で使えるヘルプマークがあったらいいのになぁと思い立ち、昨年夏に東京都福祉保健局に相談し、この「ヘルプマーク・スイムキャップ」を製作することとなりました。
SNS上で「無償配布を開始します」と投稿すると、すごい反響がありました。
聴覚障害のスイマーからは、「いつもは一人で水泳大会にも出場しているが、災害などで一人とり残されるかもしれないという不安がありました。こんなキャップを待っていました」
保護者からは「子どもがプールでパニックを起こしたり、独り言を言ったりすることで、周囲の方が驚くことがある。とても良いアイデアだと嬉しくなりました」などの声が多くありました。
しかし、この「ヘルプマーク・スイムキャップ」の意味を普及しなくては、なんの役にも立ちません。
プール・ボランティアでは、「障がい者対応研修」を無料で開催しておりヘルプマーク・スイムキャップを着用された方がいらしたらどう対応したらいいかなど、障がい者対応について普及活動もしております。
「ヘルプマーク・スイムキャップ」を着用し、安心して水泳を楽しむことによって、みなさんが健康な生活をおくれることをプール・ボランティアは応援しています。