~摂食障害からの回復のために、手を取り合ってできること全てを~ 地域で摂食障害者とその家族を支援するための活動を行っています。当事者の方が安心して通える女性専用の就労継続支援B型事業所「プティパ」、通所が難しい方でも在宅で支援を受けられる訪問看護ステーション「らぐれーぬ」を運営しています。 その他にも、ご家族向けの「きょうと摂食障害家族教室」や支援者向け講習会、市民向け講演会も開催しています。
らぐれーぬはフランス語で【たね】という意味を持っています
お一人おひとりの「自分らしさ」の【たね】が その方自身の力で育つように
その力を信じ 見守り 支え一緒に成長していきたいと考えています
SEEDきょうとは新事業として、令和2年度より訪問看護ステーションらぐれーぬの準備を進めて参りました。
就労継続支援B型事業所プティパが開始し3年が経過しましたが、プティパに登録はしているものの、体調不良や精神的不安などで通所が継続できない方もおられました。その他、自分に自信が持てないといった思いから、自宅から外へ踏み出すことも困難な方もおられました。
そのような方々に対して、外への抵抗を軽減する目的から、まずは当事者ご本人のご自宅などへSEEDきょうとのスタッフが出向くアウトリーチ型の支援が必要であると検討した結果、令和3年4月より訪問看護ステーションらぐれーぬを開設し、精神科訪問看護サービスを提供する運びとなりました。
【精神科訪問看護とは】
看護師や作業療法士などの専門スタッフが直接ご自宅にお伺いして、利用される方が家庭や地域社会で安心してその方らしい生活を続けていけるように援助するサービスです。 主治医からの訪問看護指示書をもとに個別のサービス計画書を作成し、サービスの提供を行います。
【対象となる疾患】
摂食障害・発達障害・不安障害・強迫性障害・気分障害・依存症(アルコール・薬物など)・統合失調症 など、年齢を問わずご支援させていただきます。またご家族が感じておられる不安や気がかりなどについての援助や相談などにも応じます。
【利用実績】
必要に応じて週3回までの訪問を実施しており、現在の登録者は28名(令和4年2月時点)となっています。