あなたの寄付で読みたくても読めない北海道の読書環境を変えていきます
北海道ブックシェアリングは、「だれもが豊かな読書機会を享受できる北海道にしよう」との理念のもと2008年から活動している非営利団体です。
実際に地域を訪れて「読書環境の整備」や「読書に関するイベントお手伝い」をします。
「ぶっくぱーとなー事業」は、
読書活動・図書活動を新しく始めたい、
あるいはレベルアップしたいという道内の個人や団体、
図書施設や行政、教育関連団体などに、情報を提供したり、
活動プランの提案やレクチャーなどを実施します。
また、ワークショップの開催や、講演会講師などを務めることで、
図書イベントの協力や運営など、幅広くサポートしていきます。
本会が行ってきた支援内容
・図書館が主催する図書まつりでのイベント(読み聞かせ・絵本の交換会・ビブリオバトル・読書会・絵本カバーを使った紙バッグ工作など)開催
・公民館などに図書コーナーを設置(120冊の本を無償提供し、使いやすい本棚づくりをご提案)
・学校図書館クリニック(学校図書館を訪問し、現状を確認したうえで改善点などをアドバイスする)
・「読書」や「道内の読書環境」に関する講演
・屋外での読書の場づくり(移動図書館車を使った本の貸し出し)
・書店員体験
・施設に適する本のリストを作成
など
例1)胆振地方の学校で学校図書館クリニック
胆振地本の学校から「学校図書館がうまく機能していない。なんとかしたいが何から手をつけたら良いのかわからない」と依頼を受け、
本会で「使えない図書の廃棄」と「魅力的な本棚づくり」をご提案させていただきました。
クリニック後、図書室の利用が増え、多くの生徒が本に触れる場所になりました。
例2)図書まつりでイベントを開催
後志地方の図書館から「なかなか図書館の利用につながらず悩んでいる。まずは知ってもらうきっかけを作りたい」とのご相談を受け、
図書館主催の図書まつりで「おはなし会」「絵本の交換会」「絵本カバーを使った紙バッグ講座」を開催しました。
最大来場者数40名との予想を上回る参加があり、図書館の雰囲気を知ってもらう良いイベントになりました。
2008年以来、これまで支援した施設は約650施設(48市町村)になります。
今後も本と読書に関するワンストップ(総合窓口)として対応できるよう、シンクタンク機能や診断・アドバイス機能、さらには施設整備の実演や図書イベントのお手伝いまで、様々な機関との連携・連動しながら幅広い活動を展開しています。