あなたの寄付で「ために」から「ともに」へ―多様な人とのつながりが、あたりまえになるために。
「だれもが社会の当事者になる」社会を目指して、インクルーシブデザインの考え方や手法に基づき、障害有無や性別、その他様々な「違い」をこえた、関係性づくりとそのための学習環境デザインに取り組んでいます。
多様な人との関係が、あたりまえにある社会
「ために」から「ともに」へ―障害や性別、その他様々な「違い」のある人たちとともに行う活動(学習、仕事など)が、より全ての人にとって価値になるための、インクルーシブデザインの普及に取り組んでいます。
多様な人たちが集うことで価値が発揮できるコミュニティデザインや、インクルーシブデザインワークショップ、こどもたちの遊びの場のデザインなどを、実践研究の視点から取り組んでいます。
社会的マイノリティの人たちが、社会参画や機会を得るための支援が増えてきました。
一方で、例えば見えない人が、ある会社にはじめて入社したとき。
周りの見える人たちは、彼とどうやって「一緒に」働けばいいのか、わからない。
「支援する」立場ではなく「同僚」として関わる時、一瞬の不安や戸惑いが起こります。
一方で、見えない人も、きっと社内の人たちとどう工夫すれば、お互い心地よく、社内で過ごしつつ、協力しあえるか、戸惑うでしょう。
こうした集団へのケアや環境づくりは、その集団に所属する人の属性が、それぞれ異なるため、1つの解決方法でよりよい集団になるとは限らないことに私たちは気づきました。
そこで、私たちはまだ注目されにくい「個人から集団へ」という視点で課題を見つめています。
個々の集団がより価値あるものとなり、価値を生み出すために、手法として有益なインクルーシブデザインの考え方や手法の普及を行っています。
また、集団の中でよりよい関係性を保ったり、その集団において全ての人が相互理解を図りながら関係性を作っていくための、学習環境デザインを研究開発し、実践をしたり、普及したりしています。