あなたの寄付でさまざまな子どもたちに学びの機会を提供することができます!
特定非営利活動法人FUNRISEは子どもの教育・福祉について幅広く取り組んでいます。設立は2019年と歴史は浅いですが、教員経験者、社会福祉士などの専門性の高いメンバー、教育・福祉に関心を持つ社会人、学生が集まっています。 主な事業としては2019年に無料塾「久喜つばめ学習会」を開設。3教室で約30名の生徒さんに利用いただいています。 2023年4月にはオルタナティブスクール(フリースクール)を埼玉県久喜市に開設しました。学校が合わない子どもたちなど様々な子どもたちの学びの場となっています。
すべての子どもたちが自分の"イチバン"を見つけられる社会
上のグラフをご覧ください。これは平成28年度と少し前のデータをもとに作成したものですが、ここからわかることは
学校外の教育施設に通う子が多くなるとこのようになるのでは...?
また、受験ということを意識していくと、学校について、受験について、受験戦略についてといった情報の部分でも差がついてしまう可能性があります。
私たちは必要とする全ての子どもたちに質の高い学習支援を届けることで、家庭の経済環境によって学力格差、情報格差を是正することを目指しています。そのために現在、無料塾「久喜つばめ学習会」を開催しています。
子どもたちのなかには学校内外の人間関係、学習、進路、家庭についての不安を抱えている子が一定数います。
そして、そのような不安が一因となって学校を休んだり、不登校となったりする子もいます。
小中学校は「義務教育」と言われます。この「義務教育」の義務とは保護者に対する「保護する子女に普通教育を受けさせる義務」です。子どもたちが学校に通う義務ではありません。
もちろん、子どもには教育を受ける権利があるのですから、子どもが学校に行きたいのに行かせないのは義務の不履行であり、権利の侵害です。
そして、子どもが学校に行きたくないと言っている場合、子どもは"学校以外の教育"を受ける権利を有しているはずです。
ですが、今のところ「学校に行かない」(いわゆる不登校)という行動は子ども・家庭にとっての最終手段であるように感じます。本当に学校に行きたくないという状況にならないと不登校という手段はとられていないのではないでしょうか。
それは学校に行きたくない子どもをサポートする場所が身近にないということもあるでしょう。
私たちは"子どもたちが気軽に学校を休める"一助になりたいと思っています。地域の中にあって、「今日は学校行きたくないなぁ」といった何となくの思いでも学校を休めて、子どもの心を満たすことできる第3の教育の場をつくりたいと思っています。
→"学び"は学校の外にもある!むしろ学校の外の方が多い!
今の時代、検索サイト、動画サイトには無数の情報やハウツーが揃っています。また今の時代に限らなくても、私たちは様々な言葉や表現、知識を本や漫画、アニメ、ゲームから学んできたのではないでしょうか?
習い事も同じです。お金を払って知識や技能を獲得しようとすることです。学習塾、外国語教室、プログラミング教室、スポーツのスクールなどなど...。
私たちFUNRISEの無料塾「久喜つばめ学習会」のように無料で学習支援を行う団体も全国にはたくさんあります。この流れは行政、民間企業にも拡大していて、経済的な不安によらず全ての子どもたち、家庭に学習支援を行う仕組みが整い始めています。
私たちは初見のことを全て学校で学んできたわけではありません。様々な体験を通して知識や技能を掴んできたのです。
そうはいっても、家庭や子どもによって経験してきたことは様々ですし、獲得した知識や技能、そしてそれらの程度も様々です。このような状況を平均化するのが学校であると考えます。あくまでも公平感を持って知識や技能を"平均化"するための場所なんです。
このように見ていくと、教育における"学校の絶対性"が弱まってくるのではないでしょうか。
私たちは学校を否定するわけではありません。教育における"学校の絶対性"を否定し、学校外のスペースで、様々な体験を通して子どもたちが知識、技能を獲得できるような施設を立ち上げたいと考えています。