2002年に東京・原宿表参道で誕生した「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに国内外約90チームで、"街のおそうじ"活動をおこなっています。
自分たちが住む街を もっとキレイで、 もっとカッコイイ街にするために。 Keep clean, Keep green.
ポイ捨てのない社会に向けて。
日本だけでなく世界各国で課題となっているこの問題に対して、
私たちグリーンバードは2つの解決方法をもとに取り組んでいます。
1つは、拾う側が目立つことで、街にポイ捨てしにくい空気をつくること。
そのためには、参加者に楽しんでもらうことが重要です。
そこで、お揃いの緑色のビブスを着用し、使うごみ袋にも工夫を施すなど、
参加者同士の会話が生まれやすくなる仕組みをつくっています。
もう1つは、「1度でもごみ拾いに参加した人はポイ捨てしなくなる」ということ。
そのためには、私たちの活動を沢山の人に知ってもらうことが重要です。
日々のごみ拾い活動だけでなく、スポーツや音楽、ゲームなど様々な分野とコラボレーションをおこない、
これまで関わりのなかった方々との接点を増やし、活動の認知を広げています。
活動に参加するためには、事前登録などの手続きや、そうじ用具などの持参は一切不要です。
いつでも誰もが自由に参加できるボランティアとして、
社会貢献へのハードルを下げることに私たちはチャレンジしています。
「ごみのポイ捨ては、カッコ悪い。」
「ごみ拾いは、カッコイイ。」
一人でも多くの人にそう思ってもらえるように、
国内外約90チームの仲間たちと一緒に、日々取り組んでいます。
私たちの活動は2018年で16年目を迎え、
毎年3万人を超える仲間と一緒にごみ拾い活動をおこなってきました。
「街がキレイになったね、ありがとう。」など地元の方から声を掛けて頂くなど、
少しずつではありますが、地域へ社会へ貢献できることに実感を得られるようになりました。
しかしその一方で、ここ最近、国内の主要都市をはじめ、
ポイ捨て問題が深刻となっている地域もあります。
グリーンバード発祥の地である東京・原宿表参道では、
週4回、ごみ拾い活動をおこなっているにも関わらず、
タバコの吸殻や飲料の容器などが溢れかえっています。
その原因のひとつに挙げられているのが「外国人観光客」です。
「日本と海外ではごみの文化が違うから」
概念や文化の違いを理由に諦めるのではなく、
サッカーW杯で日本人サポーターによる試合後のスタジアムクリーンが海外から賞賛されたように、
日本独自ともいわれる『ごみ拾い文化』を広く発信し、
外国人観光客も含め、大人も子どもみんなでごみのない街づくりに取り組んでいきます。