あなたの寄付で日本のジェンダー平等をより早く、実現します
特定非営利活動法人ichihimeは、女子中高生が固定観点や周囲の意見にとらわれず”自分driven”な進路選択ができる社会の実現を目指す、東京大学発のNPO法人です。多様なロールモデルの提供や大学の学び発信を行う、女子中高生向けオンラインコミュニティ「Icho Lab」を運営しています。主体的に進路選択する女性が増えた結果として、2030年に日本のTOP大学や理系分野に進学する女性比率30%を目指します。
ジェンダーや固定観念に縛られず、誰もが翼を広げて羽ばたける社会を実現することを目指しています。 日本の難関大学や理系分野全体の女性比率向上を目指しています。
現在、日本の難関大学やSTEM分野の大学における女性の割合は低く、進路選択におけるジェンダーギャップが大きな課題となっています。この状況を改善するための1施策として、女子中高生が多様な情報を得て、社会や保護者の固定観念に影響されず、自分の意志で進路を決定できるよう、進路選択支援を行っています。
具体的には、Slackを活用したオンラインコミュニティ「Icholab」を運営し、女子中高生と女性大学生のロールモデルが双方向に交流できる場を提供しています。女子中高生は、難関大学やSTEM分野で活躍するロールモデルと直接対話し、進路に関する具体的な情報やアドバイスを得ることができます。また、定期的にオンラインイベントを開催し、進路に関する講演やディスカッションを行っております。これにより、女子中高生が自分の進路に自信を持ち、具体的な目標を持って学習や進学活動に取り組むことをサポートしています。
日本の難関大学やSTEM分野の大学における女性比率の低さと、女子中高生が進路選択時に直面するジェンダーギャップに強い問題意識を持ち、これを解決したい。特に、女子中高生は身近にロールモデルが少なく、進路に関する情報も限られているため、進学に対するモチベーションが低下しやすい状況があります。また、社会や家庭の固定観念により、難関大学への進学や浪人という選択肢が否定されることも多い中で、こうした状況を改善し、女子中高生多様な選択肢の中から、主体的に進路を選択できるよう支援するために、オンラインコミュニティを立ち上げました。
現在、日本におけるD&Iの実現と、特に日本の難関大学に進学する女性比率増加と、STEM(理工系)分野に進学する女性比率増加の2つをKGIに掲げ、社会人と学生の30名体制で活動しています。
2021年の設立以降、主催イベントには女子中高生累計400名、オンラインコミュニティには200名が参加し、
女子中高生が、その出身地や出身校によらず、多様な分野に進学・就職する様々な女性ロールモデルの話を直に聞き、自分が興味を持つ学問領域について大学生メンターと共にじっくり考え、将来の進路の解像度を高めることができる濃密な時間を届けてまいりました。
「なんとなく周りと同じような進路を選ぶ」のではなく、「自分が興味のあること・ワクワクすること」に自信を持ち、それらを深く学べる大学・学部を自ら選択し、大学生活を送り、そして実際に社会で活躍する生き方に対し、憧れや身近さを女子中高生に感じてもらっています。