未来経験プロジェクト

あなたの寄付で子どもたちの命がまもられ、子どもたちが夢を描き、夢を実現できる社会を創ります!

  • local_offer子どもの教育
  • local_offer出産・子育て支援
  • local_offer社会教育推進

「こどもたちが夢を描き、それを地域の大人が支えていく。」その想いを胸に、こどもたちを中心として地域の絆を育むことを目的に下記の事業を実施しています。 実施事業 子ども食堂(朝、昼、夕食2か所) 学習支援(3か所4回) 職業体験 農業体験 妊娠期からの子育て支援 見守り支援事業(宅食)

  • 0件
  • ¥0

私たちのビジョン

「こどもたちが夢を描き、それを大人たちが全力で応援する社会」を実現するため、こどもたちを中心として地域の絆を育むこと。子どもたちが歩いて行ける範囲に味方がいる社会を実現すること。

私たちの取り組む課題

課題:児童虐待、貧困による社会的な機会や社会的孤立、子育ての孤立の予防。


子どもたちが歩いて行ける範囲に味方がいる社会を実現したい。


はじめに

私たちNPO法人未来経験プロジェクトは「こどもたちが夢を描き、それを大人たちが全力で応援する社会」を実現したいと思っています。

そのためには、こどもたちの命が守られ、支えられ、失敗しても何度でもやり直せる必要があります。

そしてそれを支えるためには信頼できる大人の見守りと、安心安全な地域を創る必要があります。

しかし、子どもたちを取り巻く現状は過酷です。


【子どもたちの現状】

■7人に1人のこどもが貧困状態にあります。

 

■児童虐待の相談対応件数は増え続けています

児童虐待により、一日に約一人の子どもが命を落としています。

死亡した子どもの40%が0歳。多くは生まれたその日に亡くなっています。


■子どもの自殺も増えています


■孤独・孤立の問題は、一層その深刻さを増しています。

 

【子どもたちに必要なこと】

  •  こどもたちが地域の人に見守られて安心安全に過ごせること
  • 歩いて行ける範囲内に信頼できる味方がいること
  • 地域の大人が日常的に見守り変化に気づくこと
  • 問題が起きる前に相談し、解決できること

なぜこの課題に取り組むのか

【私たちの思い】

いつでも、歩いて行ける範囲に味方がいる社会を創りたい

何かあったら相談するのではなく、何もなくても話そう、という文化をつくりたい。


初めまして、NPO法人未来経験プロジェクトの堤園子と申します。

私は10年間行政機関に勤務し、児童虐待の対応や子育ての相談にのる仕事をしてきました。

現在はスクールソーシャルワーカーとして県立高校で子どもたちの相談にのっています。


生活困窮でライフライン等が止まり、食事もままならない家庭で過ごす子どもたち、虐待を受けているこどもたちに出会い、生きている意味がないから死にたいという相談を受けてきました。


私自身も幼少期に「あなたに何かがあったら絶対に助けてあげるから言いなさい」と言ってくれた地域の大人に支えられてきたことから、私も「子どもの味方である無敵なおばちゃんになりたい」と思うようになりました。


誰かのことを思うとき、自分の中に誰かの居場所をつくることができます。

私も誰かの居場所になれないかと思い、児童養護施設で働き始めました。


児童養護施設では、虐待や様々な理由から親や生まれ育った地域から切り離されて暮らしているこどもたちに出会いました。

私が出会ったような「何かあったら絶対助けてあげる」と言ってくれる人に出会えたら、こども達はここに来なくて済んだのでは、もっと前にできることがあるのではないか、と思い行政で働くことに決めました。


でも、行政は虐待が起きてからしか関わることができません。

虐待が起きる前にできることはないか。「虐待が起きたら通告」以外にできることはないか。

この葛藤から、地域の一人として日常的に出会い、こどもたちを見守ることができるよう、NPO法人で「こども食堂」「学習支援」を立ち上げました。


そして沢山の保護者の方から話を聴き、子育てをする親も子育ての重責を抱えながら孤立していることを知りました。

いい親でいたい、自己責任だから自分で頑張らなくてはいけないと1人で頑張って虐待や親自身の自殺に繋がってしまうこともあります。

何かあったらではなくて、何もなくても話そうという文化が必要だと感じ、妊娠期からの子育て支援を開始しました。


子どもが抱っこしてと言うから抱っこするのではなくて、

あなたから抱っこさせて、という人になりなさい。

私が児童養護施設で勤務していた時に先輩がくれた言葉です。

虐待の起こらない世界を実現したいと思い活動する中で、問い続け沢山回り道をしてきました。そしてこの言葉を自問し続けてきました。

人は誰かの優しさに触れて初めて自分がありのまま生きていいのだと感じることができるし、自分や周りの人のことを大切に思うことができるようになります。

「何かあったら相談してね」は別れの言葉と一緒で自己責任を求める言葉なのです。

SOSを待つのではなく、誰かが「何もなくても話をしよう」と声をかけてくれるから、話してみようと思うことができるのだと思います。

皆さんと一緒に、こどもたちに「あなたの未来を応援している人がいるよ」と伝えることができたらいいなと思います。

どうかご協力を宜しくお願い致します。



団体名
未来経験プロジェクト
住所

代表者名
平井伸幸
電話番号
公式ホームページ
http://mirai-keiken.com/