むさしの・多摩・ハバロフスク協会

  • local_offer国際協力
  • local_offer自然・環境保全
  • local_offer社会教育推進

渡り鳥観察がきっかけで武蔵野市と極東ロシア・ハバロフスク市の交流が発展した団体です。2024年からはロシア隣国のモンゴルにおける植林活動も始めました。 全人類の課題である地球環境問題を市民一人ひとりの問題として考えるきっかけや国際交流の重要性に気づいて貰える事業を展開し、「木を植えよう!」という気持ちを育んでいきたいと考えています。

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2024植林ボランティアツアーinモンゴル

事業の目的

当協会の定款の目的の中に、広く市民に対して社会教育の推進を図り、自然環境保全と国際協力に関する事業を行うとあり、森林などの自然環境の維持・管理の機能を高め、市民への普及啓発に寄与し、自然環境保全(並びに災害救援活動)の推進を図ることを目的とするともある。

今回の事業はその目的に沿って、広く市民から植林ボランティアを募り、地球温暖化防止啓発のために現地の自然環境団体と協力をして現地の樹種(モンゴルザクラ)を植樹した。

なお、植樹場所であるウランバートルはシベリア抑留地でもあり、抑留者の働いた石の切り出し現場や慰霊碑・記念館(日本人墓地跡地)での参拝も行った。

これまでの活動

 近年、国土の砂漠化が問題になっているモンゴル国では2030年までに10億本の植樹キャンペーンを実施しており、ハバロフスクにおけるモンゴルの方々との交流をきっかけに、このキャンペーン活動に参加し、植林ボランティアツアーを試験的に実施。地球温暖化防止、砂漠化対策に有効な植林活動を現地の方々と一緒に協力して行った。

 また、モンゴル国の歴史・風土・日本とのつながりを感じる体験等も行った

これまでの事業成果

 当協会は、長年極東ハバロフスクにおいて植林活動を行うことにより、当協会の目的である自然環境の保全と国際交流の推進を行ってきたが、ここ数年国際情勢により実施できない状況となっていた。今回のモンゴルでの植林事業の実施が、当協会の活動地域を広く極東ユーラシアにまで目を向けるきっかけとなり、より広域的な環境保全への取り組みや、市民同士の国際交流の推進、さらには現地でのパートナーも見つかり、当協会の今後のより幅広い事業推進に役立った。