ノマドプロダクションは、現代社会と芸術文化をつなぐ人々のためのプラットフォームです。 各地域に根ざしたアートプロジェクトや芸術祭、芸術文化にとどまらない様々な分野と関わる現代的な表現活動に注目。プロフェッショナルからサポーターまで、これらに携わる多様な担い手がそれぞれの仕事・生活・表現に寄り添いあえる、健やかに生きやすい社会の実現に寄与します。
ノマドプロダクションは、現代社会と芸術文化をつなぐ人々のためのプラットフォームです。プロフェッショナルからサポーターまで、各地域の活動に携わる多様な担い手が、健やかに生きやすい社会の実現に寄与します。
ノマドプロダクションはこれまで、芸術祭・アートプロジェクトに関わるプロデューサーやマネージャー、エディターなどを中心としたプロフェッショナル・ネットワークの力を生かして、現代社会と芸術文化をつなぐ多彩なプロジェクトの企画・運営・ツール制作・メディア運営などを手がけてきました。
2020年からは、芸術文化活動に関する情報や人材のネットワークづくりを主軸として、多様な情報提供や求人紹介などに応えていきます。また、活動に様々なかたちで関わっていただくためのメンバー制度を改訂し、活動の共催・支援などをいただけるパートナー団体等との取り組みも進めていきます。
瀬戸内国際芸術祭(香川・岡山、2010〜)のほか、近年実に多くの芸術祭・アートプロジェクトが各地で行われています。特にこの10年は地方創生や文化政策の動きも後押しして爆発的に数が増え、各地への広がりと多様化も進んでおり、東京オリンピック・パラリンピックに合わせて展開される文化プログラムなどが行われる2020年にピークを迎えると言われていました。
ところが元から担い手の少ない分野の新たな動きでもあることから、どの地域のプロジェクトでも実施することだけでも大変なことです。魅力あるプロジェクトであっても、広報・記録・アーカイブに関わる活動までは十分に行われておらず、報道・出版などを通して広く状況を知ってもらうことが難しい状況です。また、新型コロナウイルスの蔓延をめぐる情勢の変化もあり、事態はより複雑さを増しています。
ノマドプロダクションではこれまでも、この分野に必要とされる企画運営や各種ツール制作等の請負業務体制をプロジェクトごとに最適な形でコーディネート提案し、実現してきました。その核となっていたのが、それぞれがフリーランスとしても活動するメンバーです。これからより混迷を極めていく時代において、どのような芸術文化活動が必要とされ、それはどのように実現可能なのか。活動の主軸を「ネットワーク」に移しながら、プロであるかどうか、フリーランスであるかどうかに関わらず、多様な協働や学びが可能となるプラットフォームのあり方を模索していきます。