特定非営利活動法人しあわせなみだ

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2047年までに性暴力をゼロにすることを目指して活動しています

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私たちのビジョン

2047年年までに性暴力をゼロにすることを目指して活動しています

私たちの取り組む課題

「誰にも相談できない」
「日本の女性の8割は、レイプに遭っても警察に相談しない」という事実を、あなたはご存知でしょうか。

性暴力の経験を誰にも話せなかったユナ 21歳

東京で暮らすユナは21歳 の時、サークルの先輩からレイプに遭いました。
彼女は大学進学を機に、地方都市から東京に出てきました。
友人の多くは高卒後家から通える中小企業に就職したり、地元の短大や専門学校に進学しています。
親の反対を押し切って東京に来た彼女は、高校までの友人とも疎遠になりがちで、レイプを誰にも話すことができませんでした。

日本の社会には、性暴力に対して
「性暴力に遭う側にも責任がある」
「ちょっと触っただけで『被害にあった』と騒ぎ立てる」
「レイプに遭った女性は汚らわしい」
といった風潮があります。

ユナ自身の心の中にも、そうした認識がありました。
だからこそ、「誰にもわかってもらえない」「心を麻痺させよう」「なかったことにしよう」としました。
しかしレイプの経験を忘れることは、できませんでした。

今、彼女は33歳。
小さな企業の事務職として働いています。

25歳の時、レイプのことが頭から離れなくなり、「もう1人ではどうしようもない」と思い、インターネットで検索して見つけたのが、私たちのサイトでした。
「誰かに相談し、必要な支援を受けることが必要」だと気づいた彼女は、その後様々な団体のサポートを受け、現在に至ります。

私たちは、性暴力に対する差別や偏見に基づく「誰にも相談できない」現状を変え、性暴力撲滅を啓発する取り組みを続けています。

なぜこの課題に取り組むのか

日本の女性の7.7%が、「異性から無理矢理性行された経験がある」と回答しています。
その8割が、警察に相談しないのです。
そして性暴力後も、周りからの差別に襲われ、自分を責め続けます。
未来への夢や希望を見いだすことができず、自傷や自死に至る人もいます。

この問題は、どうすれば解決できるのでしょうか?
私たち、しあわせなみだが活動を始めたのは、2009年のことでした。

現在私たちは、「誰にも相談できない」性暴力の現状を変えようとしています。


☆1.性暴力を相談しやすい環境づくり
ウェブサイトを通じた、性暴力ゼロに関する情報のプラットフォームを構築し、相談に関する情報を発信し続けています。
また、性暴力に遭った方が、被害に関する用語を検索すると、支援機関への相談を促すリスティング広告が表示される仕組み 「サイレント・ティアー」を開発。
「性暴力は相談していい」と思える社会の実現に向けた活動を行っています。

☆2.性暴力に遭った自分と向き合える場づくり
パートナーが性被害にあった男性の会や、性暴力当事者のピアサポート・グループ(現在休止中)を開催し、性暴力を自分の人生に位置付けるお手伝いをしています。
また性暴力等を経験し、施設で暮らす女性・子どもを対象とした自活応援講座等を通じて、退所後の自立を促す活動を行っています。

☆3.性暴力に対する理解を促進する風土づくり
イベントや講演を通じて、性暴力の実態を多くの人に届けています。
また、性犯罪事件に対する署名活動や、行政へのロビイング等を通じて、「誰もが相談できる」社会の実現に向けた活動を行っています。


もしあなたが、「誰にも相談できない」性暴力の現状を変えたい、と思ってくださったなら、私たちの仲間になってもらえませんか?


あなたの寄付で実現できること
☆6,000円で、性暴力当事者のピアサポート・グループを開催することができます。
☆15,000円で、性暴力撲滅を啓発するイベントを開催することができます。
☆30,000円で、性暴力等を経験し、施設で暮らす女性・子どもを対象とした講座を開催することができます。

団体名
特定非営利活動法人しあわせなみだ
住所

代表者名
千谷直史
電話番号
公式ホームページ
http://shiawasenamida.org/