地球市民の会

あなたの寄付で「モッタイナイ」を「マナビタイ」に。アジアの子どもたちの教育改善を行います。

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  • local_offer子どもの教育
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地球市民を育成するため、アジアの教育支援や村落開発などの国際協力や国際交流など、国内外で地域づくりに取り組む団体です。

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地球市民奨学金事業

事業の目的

地球市民の会では、アジアの経済的な理由で進学をあきらめる子どもたちをなくそうと、寄付で教育費を支える「奨学金事業」を実施しています。さとおやさん(支援者)には、子どもたちからは、現地の様子や勉強の様子などを記した手紙が届きます。子どもたちの成長を見つめ、「海を越えた思いやり」によって支えられる事業です。

これまでの活動

◆「アジアを見ていない」批判受け
「日本人はバナナか!」

1983年設立の地球市民の会が国際協力へと舵を切ったのは、タイのソーシャルワーカー・ジャナロン氏(故人)の言葉がきっかけでした。見かけは黄色人種なのに、中身は白人のように欧米ばかり見て、アジアを見ていないー。
その言葉を悔しく感じた創設者の古賀武夫(故人)たちはタイに行き、貧しいながらも目を輝かせて生きる子どもたちの姿に、感銘を受けたのでした。

◆「本当に必要としているのは」
その後、地球市民の会は、孤児院の支援や、通学のためのスクールバス寄贈なども実施。その中の一つに、「雨ガッパを贈る」というプロジェクトもありました。初めて村を訪れた当時は、小学校から中学校への進学率は8%という低さ。その原因に、雨季の通学ができないためと思ったゆえの“支援”でした。
しかし、数年後にメンバーが訪れた時に、カッパを着ている子どもがいませんでした。校長はその様子に「カッパを売ったのだ」と思い、烈火のごとく怒りました。しかし、それは違ったのです。

「僕は学校に行けば濡れないから。本当にカッパを必要としているのは、一日中畑で農作業をするお父さんなんだ」

お金や物を送って終わりではなく、海の向こうに住む彼らからも、「豊かさ」について学ばせていただいている。1990年にタイから始まったのが、奨学金による「顔の見える支援」です。

これまでの事業成果

◆役目を終えて
奨学金の輪はその後、スリランカ、そしてミャンマーへと広がってきました。これまでに、3600人以上の子どもたちを支援してきた奨学金事業。その大半を占めるのが、3473人を支えたタイの奨学金でした。

一方で、タイも経済発展が進み、経済的な援助なしに学校に通える子が増えてきました。そこで、地球市民の会では2017年度の支給を持って、タイの奨学金を終了することにしました。長年のご支援をいただき、ありがとうございました。

現在、ミャンマーとスリランカの2か国で奨学金支援を継続しています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/tpascholarship2018