私たちは、女性たちが自らを活かし、いきいきと活躍出来る社会を目指しています。女性たちがそれぞれの場所で幸せを感じながら生きていくために必要な力をつける機会や地域、社会につながる機会をつくり続けています。 また、東日本大震災を経験して得た学び「女性のまなざしは、くらしの課題、社会的な弱者に敏感」という女性たちの声を内外に届ける活動も行っています。
女性が自らを活かし元気に活躍できる
私たちのミッション
女性たちが、地域、社会につながるプラットフォームとなる
女性たちが必要な力をつける機会をつくる
災害を経験した女性たちの声を内外に届ける
そのために、
潜在能力があるのに発揮できない女性たち、特にローカル女性たちのエンパワーメント(学びの機会、実践の機会、仲間づくりを通じた潜在能力の引き出し)
災害のような非日常によって明らかになるジェンダーギャップ。女性の活躍を阻む社会とその底にあるストーリーを変えていく。特に、もっとも難しい古い規範の残るローカルでのジェンダーギャップの解消に取り組み、その知見を内外に知らせていく。
東日本大震災での復興支援を通じ、女性のまなざしは、暮らしの課題や、ケアを必要とする弱者に敏感だと気がついた。また、平時の社会での課題が非常時により顕在化することがわかった。そして、未来につながる復興はただ元に戻ることではなく、見過ごされてきたことを手当てしていく過程であり、そこに、その地域に暮らす女性たちの声がもっと生かされることが必要だと感じた。
ほんとうに持続可能な地域づくりを行うためには、彼女たちの声に耳をすます必要がある。
そして、「自分の暮らす地域をよくしたい」という内発的な動機を持つ彼女たちが力を発揮できるよう、背中を押し、力を付ける手伝いをし、彼女たちのレジリエンス(信じて歩み続ける力)を高めていくことが重要。
世界経済フォーラムが2019年に発表した「ジェンダー・ギャップ指数」では、調査対象の世界153カ国のうち、121位(2018年は110位)と過去最低。特に、各界でのリーダー女性不在が大きく響いている。
社会の構造的な問題と文化との葛藤によって活躍を阻まれている女性たちが、自ら考えて決め、怖れを乗り越え、凹んでもしなやかに戻る力を持つことが、意思決定の場に参加する女性たちの裾野を広げ、閉塞感のある日本社会を変えていく。上を目指しガラスの天井を突破していく活動も重要。一方、草の根の活動は裾野を広げ、社会をゆっくりだが着実に変えていく力がある。