東京都府中市に2018年12月31日に開局したコミュニティ放送局(FM87.4)です。スマホアプリ「ListenRadio(リスラジ)」で世界中で聴取できます。一般市民から学生、こどもまでだれでも番組制作に参加できる市民メディア。多言語多文化共生も目指します。カフェを併設するスタジオから、多様でユニークな番組が日々増加中。
雨の日も、風の日も、雪の日も、この地球のカフェや居酒屋で語らいはとまらない。世界は無数のコミュニティラジオ局であふれている(www.amarc.org)。ラジオフチューズは、そんなラジオ局になりたい。
府中にはこれまで、市民活動や地域情報を伝えるタウン誌などの地域メディアがありません。ラジオフチューズは、市民がだれでも番組制作に参加でき、低予算で気軽に情報発信できる放送局として多様なコミュニテイの活性化に貢献できる地域メディアを目指します。放送は、非営利法人のスタッフ数名とボランティアの方々で運営、財源は番組制作者が負担する放送利用料です。一方で、社会的意義のある活動だけど広報予算がない方たちのために無償放送枠を提供したいと考えています。この無償放送(パブリックアクセス)の財源確保が目下の課題です。
来る日も来る日も「視聴率」に一喜一憂の放送局。報道もウケネタ優先? 広告費は商品価格に上乗せされて視聴者が負担しているし、NHKの受信料は言わずもがな。放送を支えているのは視聴者なのに、放送局都合で制作された番組が一方通行するだけ。それって当たり前? 「公共の電波」ってよく言うけど、なんか違うよ。視聴者も放送に参加できる双方向が公共の電波じゃないの? そう、じつは視聴者は放送に参加する権利(パブリックアクセス)があるはず。パブリックアクセスを制度的に保障するコミュニテイラジオ局を設計して、地域の、地域による、地域のための市民メディアを府中市でさきがけたいと願っています。