私たちは、正義、平和、公平が行き渡る世界、つまり、どのような背景を持つ人であっても、安全で包括的な地域社会で生きていくために必要な資源、支援、機会を利用できる世界を思い描いています。

• アジアにおける国境を越えた移民の安全確保
• 若者のリーダーシップと平和構築
• メンタルヘルスと世代間トラウマおよび癒し
• 子どもや若者の商業的性的搾取の防止

現場（草の根）とシステムの架け橋となることで長期的なインパクトを

私たちは、現場（草の根）での取り組みと社会の仕組み（制度や政策）を変えていく取り組みが双方から行われて初めて、その変化が一時的ではなく、長期的な真の変化を作り出すと信じています。これまで、反人身取引やメンタルヘルス、若者のエンパワーメントなどのテーマで活動してきましたが、現場での当事者を支える活動と、政府や政治・企業を中心に作られている社会システムの間には、まだまだ断絶があり、世界で急を要する、これらの切実な課題は、その二つの間を紡いでいく必要があると強く感じています。

現場（草の根）のエンパワーメント

私たちは、永続的な変化は草の根レベルから始まると考えています。地域社会と直接関わることで、人身売買やメンタルヘルスといった差し迫った課題に取り組んでいます。私たちの活動は、地域のリーダーを支援し、彼らの知識を活用することで、地域社会のユニークなニーズを反映した、効果的で持続可能な解決策を推進することに重点を置いています。

システムの変革

私たちは、複雑な社会問題に対し、政策や構造レベルでの変革を提唱し続けることを信条としています。それにより、政府、市民社会組織、企業とともに、現場（草の根）の取り組みとシステムへの介入の橋渡しをします。私たちのコレクティブ・インパクト・モデルは、国境を越えた連帯を促進し、持続可能な未来のために包括的で強靭なものであることを確信しています。