あなたの寄付でファブラボ鎌倉を応援。不要になったアイテムで活動への寄付が可能に「Brand Pledge」受付中。 手放しても良いなと思った洋服やバッグ、アクセサリー、ハンカチやタオル、スカーフなど様々なファッションアイテムで、ファブラボ鎌倉の活動を応援いただけます。持続可能な社会への参加と社会活動支援の取り組みが一緒になったシステムです。ぜひ、ご活用いただければ幸いです。
ファブラボ鎌倉は、一人ひとりがアイデアをカタチにする社会を目指しています。
自分(たち)の未来を、自分(たち)でつくるために
ファブラボ鎌倉のビジョン
ファブラボ鎌倉では、ビジョンを実現するために、下記の3つの課題に積極的に取り組んでいます。
1.新たな学びの環境づくり
ファブラボ鎌倉は、世代や国境、分野を超えた新しい学びの環境を目指し、日々活動しています。テクノロジーを使って、様々なスキルを「つくり」ながら学び、多くの人々と新たな可能性を生み出すことを目指しています。特に、次世代を担う若者たちが、実際の体験を通じて、それぞれの特性や興味関心を深掘りし、創造性や問題解決能力を自然と身につけていく社会や地域のニーズに合わせたプロジェクトが立ち上がり、学びの環境が発展していく未来を描いています。
2. フリースクールとしての活動強化
昨年、小中学生の不登校者数が約24万人と報告されました。この数字を聞いて、ファブラボ鎌倉がどのような役割を果たせるか、また社会全体でどう取り組むべきかを考えさせられました。2021年から、学校に馴染めない子どもたち向けの活動と地域サポーターのトレーニングを始めましたが、まだ十分な活動ではありません。今後は、実施日を増やしたり、一人ひとりの興味関心や特性に合わせた学びの場を提供し、地域や保護者、メンバーが共に学び合えるような環境づくりを目指しています。
3. 奨学金制度づくり
意欲ある若者に新たな学びにチャレンジする機会を提供することは、ファブラボ鎌倉が描く「新たな学びの環境づくり」に必要不可欠だと考えています。ファブラボ鎌倉では、ファブアカデミー (Fab Academy)という世界的に展開されているプログラムを積極的に実施しています。しかし、参加には受講料が必要です。そこで、やる気のある若者に学びの機会を提供し、学んだことを地域の活動に還元してくれる人に対して、奨学金を提供する仕組みを進めています。
AI技術が急速に進化し、社会や地球環境も大きく変化する現代において、どのようなスキルを持ち、どのような行動を取るべきかは明確ではありません。そこで、様々なテクノロジーやツールなどを活用しながら「つくる」ことを通じて身体で感じて、考える場所の必要性をますます感じています。しかしながら、ファブラボのような場所は、まだ日本では十分な広がりを見せていません。なぜならば、こうした「つくる」ことを通じた学びの場には、学習者を支援するサポート体制が必要だからです。ただ単に答えを与えるのではなく、一緒に調べ、悩み、試行錯誤することが大切だからです。学習者に寄り添いながらも、適度な距離を保てるサポーターの存在が欠かせません。私たちは、こうした学びのコミュニティを支える人が育つエコシステムを構築することを目指して、活動を続けています。