あなたの寄付ですべての子どもたちが希望をもち、夢を追いかけることが出来る未来の実現をめざします
こどもたちが未来にはばたくために 私たちは、こどもたちがホッとできる居場所つくりをしています。こども食堂でのお弁当の配食やフードパントリー、宿題サポートカフェでは居場所型の無料学習支援を行っています。地域のみんなと一緒に、目の前のこどもたちの「今」を支え、性別・年齢・人種・宗教・家庭環境などに関わらず、すべてのこどもたちが希望をもち、夢を実現できる未来の実現をめざします。
すべての子どもたちが希望をもち、夢を実現できる未来の実現をめざす。
私たちが「子どもみらい食堂」「宿題サポートカフェみらい塾」として取り組んでいる課題は、大きく分けて以下の3点です。
・少子高齢化やコロナ禍で分断と孤独孤立が進んだ地域の課題に対して、子どもだけでなく、地域の方、高齢者の方、障害をもっている方など、全世代交流型の居場所としての「居場所づくり」をし、複雑で困難な社会状況の中にあって、人と人とのつながりが深まり、温かく優しい防災につよい「まちづくり」を目指します。
・長岡市は、全国とほぼ同率の子どもの貧困率であり、不登校は全国平均を上回り、新潟県は、勉強や進学の悩み、うつ、不登校やいじめによって年々増えているこどもたちの自殺率の中でも全国でも3番目に高いといった課題に対して、子ども食堂や無料の学習支援を通して、学習と体験の機会の支援を行います。
・経済格差・教育格差による貧困の連鎖、ひとり親家庭、多兄弟、不登校、引きこもり、虐待、ネグレクト、ワーキングプアによる必然的ネグレクト、ヤングケアラー、外国にルーツをもつ、障害など、弱さや困り感を覚えている子どもたちや子育て家庭に対して、地域共生・官民連携で早期発見、状況改善を目指し、子育て家庭を支援し、寄り添います。
子どもたちをとりまく社会的な課題は多様であり、深刻な問題は一度躓いてしまうと、元いた場所にすら戻るのが難しく、より厳しい状況に陥ってしまうと言う現実があります。私たちは、この活動を通して、子どもたちが未来へ羽ばたくために、子どもたちが多様な価値観を身につけ将来への希望をもって心も体も健康に成長するよう支援を行うこと、貧困の連鎖から脱却し自立していけるよう支援することを目指しています。
令和元年国民生活基礎調査によると、子どものいる貧困世帯の16.9%は、家族が必要な食料を買えなかった経験があると答えています。また、ひとり親世帯では4割弱が食料や衣類が買えない状況を経験しています。
私たちが活動を行っている長岡市の子どもの貧困率は日本の子どもの貧困率とほぼ同率であり、子どもの約7人に1人が貧困状態とされています。つまり、1クラスに5人は食料や衣類を買うことに困難を感じているということになります。
また、同調査において長岡市の不登校の割合は全国平均を上回っています。高等教育機関への進学率は43.6%(長岡市令和3年公表)で、これは全国平均83.8%(令和3年度文科省学校基本調査)を大きく下回っており学習や体験の機会格差の面において不利な条件にある地方の特色を表しています。
加えて、全国的に小中高校生の自殺者数は毎年過去最多を記録しており(令和4年度厚生労働省発表)、その自殺の原因・動機には、うつ病、学業不振、進路の悩みが最も多くあげられていますが、新潟県は、全国的にもみても「青森県」「山梨県」及び「新潟県」と列挙されており、自殺死亡率が非常に高い地域でもあります。(令和3年度厚生労働省自殺対策推進室作成都道府県別自殺の状況)
雪国という地域がら、雪がふかく閉塞的になりがちであり、総人口が減少し少子化が進む一方、高齢者人口・高齢者率ともに増加している地域でもあります。
上記の社会的状況を踏まえ、私たちは「子ども食堂」としての会食や弁当配布、フードパントリーを通しての食の支援、体験の機会の支援、子どもの居場所づくり、子どもから高齢者、障がい者を含む全世代交流型の居場所づくりを行い、無料の学習支援である「宿題サポートカフェみらい塾」の活動を通して、子どもたちへの学習の機会や体験の機会の提供、多様な将来像を提示し、幅広い選択の情報提供を行っています。