BeCOM

あなたの寄付でローカルなまちの日常に、笑顔が生まれ、希望が広がる、コミュニケーションの機会を企画・創出し続けます!

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BeCOMは2001年の設立以来、「地域の課題解決の糸口をコミュニケーションでみつけよう」をテーマに、地域に暮らす一人ひとりが、多様なコミュニケーションについて知る、考える、対話やつながりが生まれる機会を企画、提供する活動、コミュニケーションの力を育む活動や、コミュニケーションそのものを楽しむ活動に取り組んでいます。

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私たちのビジョン

心躍る”ものがたり”が息づく「住み続けたいまち」をつくろう!BeCOMは、分断や困難を乗り越えるしなやかなコミュニケーションの力を信じて、銚子市のまちづくりに貢献する人づくりに取り組む非営利組織です。

私たちの取り組む課題

シビックプライドを育み、まちと人がつながる力を高めたい。

地球のどこに生れても、自分の気持ちを伝え、違なる意見に耳を傾け、ともにより良い明日をつくる”Good Comminicator”(グッド コミュニケーター)が数多く暮らす地域社会づくりに貢献すること。それは2001年の設立以来、変わることがないBeCOMの活動使命です。

「ことば」「インターネット」などコミュニケーションツールを新しい視点で活用するプロジェクトに取り組んだBeCOM1.0。

地域のさまざまな人や団体と一緒に、人とまちのつながりづくりを模索したBeCOM2.0。

そしてBeCOM3.0では、世代、居住地、立場など、背景の異なる様々な人たちとともに、心躍るコミュニケーションを大切にしながら、誇りをもって「住み続けたいまち」「何度でも訪れたいまち」を目指していけるような取り組みを企画、実践したいと考えます。


Butterfly Project

目指すのは、”シビックプライドの醸成”!

シビックプライドは「まちに対する市民の誇り」とされています。しかしそれは、単なるまちの自慢や郷土愛ということではなく、「このまちをよりよい場所にするために、自分自身がかかわっている」という当事者意識に基づく自負心を意味すると言われます。

シビックプライドが育まれることで、自分とまちの関係性を肯定的にとらえられるようになり、まちのために何かやってみよう!という気持ちが芽生えたり、まちづくりへの動機やアイデアが出てきます。

BeCOMでは、シビックプライドを醸成するための糸口のひとつとして「まちのものがたり」を紡ごうと考えました。

具体的な計画は、まだまだこれからなのですが、銚子市が市政施行100周年を迎える2033年をひとつのゴールと捉え、90周年の年に偶然制作したおはなし本『りんちゃんとモンシロチョウ』で重要な役割を果たすモンシロチョウの蝶「ちょう」という音と、銚子市の「ちょう」の音が重なる楽しさと、プロジェクトの内外でバタフライ効果が生まれる期待を込めて、Butterfly Project(バタフライプロジェクト)と名付けるところからはじめてみました。


▶取組み1 2033年まで、銚子市の新1年生に「 まちのものがたり」を贈り続ける

おはなし本『りんちゃんとモンシロチョウ』の舞台は、2023年の銚子です。日本文だけでなく、英文でもお楽しみいただけるバイリンガルブックで、作者はお二人とも銚子市で暮らしています。

日常の中で偶然出会う幸運、セレンディピティを描いたこの本は、2023年度、2024年度の銚子市の新1年生全員に贈呈させていただきました。

2023年度、2024年度と、作者や読み聞かせを専門的に学ぶメンバーによる本の紹介、英語学習プログラムの開発と小学校や保育園での講座の提供、外国籍の子どもたちのための教材とした活用、BeCOMが主催するCOM CUP 英語・日本語スピーチ大会での紹介などに取り組んできました。

BeCOMでは、2033年までの10年間、毎年新1年生に『りんちゃんとモンシロチョウ』を贈り、未来を紡ぐ次世代に、ものがたりを通してコミュニケーションが深まり、広がる楽しさを伝えていきたいと考えます。


▶取組み2 もっとたくさんの「まちのものがたり」を紡ぎ続ける

2025年3月 いよいよ「まちのものがたり」の新作が完成する予定です。

 第2作は『あいちゃんのあたらしい学校』

都会に暮らす小学校1年生のあいちゃんは、ダイコンがあまり好きではありません。ところがある日ダイコン農家のおじいちゃんが一人で暮らす田舎のまちにパパとママと一緒に引っ越すことになります。

2作目は1993年にタイムスリップ!今から30年前、1993年の銚子市を舞台にしています。

実は、主人公のあいちゃんは、りんちゃんのママ。読み聞かせには約10分かかる、少し長いおはなしですが、春、夏、秋、冬それぞれの季節の中で、あいちゃんが経験したことと気持ちの変化をじっくりと、ゆっくりと感じていただけたら、と思います。さらに、ご家族皆さまはじめ、さまざまな世代の皆さんと、1993年当時の思い出を語り合うきっかけになりましたら、とてもうれしいです。


 第3作は『潮風のパン屋さん』

時は現代に戻ります。

「パン屋さん?そう言えば、わたしの夢だったのに。心のすみっこにはあったけど。そうだ。今、なのかもしれない。」

2025年春。あすかさんは、屋根も壁も真っ白な小さなパン屋さんを開店しました。今日も潮風のパン屋さんには、いろいろな種類のパンが並び、お客様をお迎えしています。

このものがたりでは、海の近くにパン屋さんを開いた女性とお客さまとのささやかなふれあいを描きます。主人公のあすかさんは、あいちゃんの小学校の同級生というつながりは、BeCOMの遊び心です。


そして 、これから。

☆彡2025年度は、ものがたりをコミュニケーションツールに、地域内外の方々との新しい出会いを楽しむとっておきの企画は、おはなし1-3の登場人物を主人公にしたスピンオフのものがたりづくりに着手します。新しい書き手との出会いを求め、ものがたりづくりを通じて、人と地域が出会い、交流できる取り組みをすすめたいと思っています。

2033年まで、毎年作品をつくり続け、市政施行100周年には、ものがたりの主人公たちが暮らす架空のまち『Butterfly City』の地図を完成させることを目標にしています。活動への応援と、幅広い視点からのご提案を、どうぞお寄せください!


その他のプロジェクト

*それぞれ「取り組む事業」から詳しく紹介しています!ぜひご確認ください!


▶COM CUP英語日本語スピーチ大会(2001年~年1回継続開催)

対象:部門により年齢制限がありますが、オンラインによる英語動画メッセージ部門は、年齢、居住地、国籍問わず、どなたでもご参加いただけます。

コミュニケーション能力としての語学力育成と、異文化理解の場として2001年の設立当初から開催しています。参加者延べ人数 1,118名

大会サイト▼2024 COMCUP | 伝えたい気持ちがある 伝える言葉がある


▶ことばの冒険事業 (2016年~月1回程度継続開催)

対象:小1年生~小4年生

学校や学齢の異なる同世代と「読書」・「言葉」を通じて、違う学校の同世代や、世代も立場も異なるさまざまな大人と一緒に、遊びながら学ぶ機会です。 参加延べ人数 約210人

BeCOM公式サイト▼NPO法人 BeCOM | (be-com.jp)


▶(一財)銚子円卓会議 協働事務局(2013年~活動 2024年6月一般財団法人化)

人と地域のwell-beingを目指す銚子円卓会議の中で、協働事務局として、人と人の「かかわり」や「つながり」の土壌を耕す役割を担っています。

公式サイト▼想像から創造へ | 銚子円卓会議 (choshientaku.com)

なぜこの課題に取り組むのか

いつの時も、しなやかなコミュニケーションが、困難を乗り越える糸口になる。

”人や社会と距離をとること"を良しとされたコロナ禍の約4年間。

それは大人も、子どもも、自由なコミュニケーションを我慢する4年間ではありましたが、困難を乗り越える力を試された時間でもありました。


私たちBeCOMも、継続してきた活動が制限される中、新しいツールを積極的に活用し、コミュニケーション活動を止めない工夫を凝らし続けました。そのような中で取り組んだおはなし本の制作を通して「ものがたり」は豊かなコミュニケーションを生み出すツールであることに改めて気づきました。


銚子市の人口減少は加速度を増しています。民間有志がつくる「人口戦略会議」が2024年4月に公表した地方自治体の持続可能性に関する報告書では、10年前に続いて、「消滅可能性自治体」となり、特に若年女性人口の減少率は2050年までに67.5%にもなると推計されました。市の発表では、現在の人口は約5万2千人。10年前と比べ約20%減、若年女性はさらに高く約37%減少しているとのことです。実際市内小学校の1学年の人数が一桁であることも珍しくなくなり、人口減少を強く実感させられます。

人口減少による歪みは、地域社会のそこここで、日常的に感じられるようになっています。

しかしBeCOMでは単純に「まちに暮らす人の数を増やすこと」を目標にするのではなく、さまざまな場面での「関わりの量と質」を大切に増やし続けたいと考えています。なぜならば、暮らしている人が少なくなったとしても、人は、人や社会との豊かな関わりがあることで、生きる意味を見出し、喜びや楽しさを感じることができるからです。

関わりの量を増やし、その質を高めていくためには、関わり合い、あるいはコミュニケーションの量を増やそう、質を高めていこうとする人を、市内外にもっともっと増やす必要があると思うのです。


BeCOMを設立した2001年当時も、そして活動開始から25年目となる今も、私たちBeCOMの一人ひとりが変わらずに大切にしていることは、自分自身がグッドコミュニケーターであろうとすること、そして、グッドコミュニケーターが生まれ育つための環境づくりを続けていくことです。

いつどんな時であっても、良質のコミュニケーションの中から生み出される「言葉」と「行動」が、分断や困難を乗り越える鍵だと信じています。


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BeCOM設立趣旨(2001年)

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人が生まれ育つ。

ここには、社会を構成する大人ひとり一人の自立、生きる理念を伝えようとする気概、さまざまな角度から与えられる創意工夫に満ちた刺激、そして安心を約束された時間が必要であると思います。


私達、国際教育推進プロジェクトBe COM(通称 ビーコム)は教育のあり方を考える機会の創設や情報の提供、社会教育活動への支援や実践を通じて、国際的視野をもち意思伝達(コミュニケーション)活動のできる人材を育成すると同時に、よりよい社会教育環境づくりを目指す非営利団体です。


自らの成長への意欲と期待、溢れる情報から必要なものを見極める見識、そして専門性を高める探究心を持ち、世代、性別、国境、宗教、文化等の違いを乗り越え、自分を伝え、相手を受け入れ、共によりよく生きようとするコミュニケーション能力を備えた人材の育成を支える社会教育環境づくりのために、世代を超えた一人でも多くの人々が、今自分にできることを考え、行動することが必要であると思われます。

教育の今が、社会の明日を映し出すことを信じて、責任ある団体としてより良い活動を公益的に行うために、ここに特定非営利活動法人国際教育推進プロジェクトを発足する次第です。

*名称は現在、国際教育推進プロジェクトをとり、特定非営利活動法人BeCOMになっています。

団体名
BeCOM
住所
〒288-0038
千葉県銚子市南町12-16
代表者名
西田美樹
電話番号
0479258870
公式ホームページ
http://www.be-com.jp/