あなたの寄付でローカルなまちの日常に、笑顔が生まれ、希望が広がる、コミュニケーションの機会を企画・創出し続けます!
BeCOMは2001年の設立以来、「地域の課題解決の糸口をコミュニケーションでみつけよう」をテーマに、地域に暮らす一人ひとりが、多様なコミュニケーションについて知る、考える、対話やつながりが生まれる機会を企画、提供する活動、コミュニケーションの力を育む活動や、コミュニケーションそのものを楽しむ活動に取り組んでいます。
心躍る”ものがたり”が息づく「住み続けたいまち」をつくろう!BeCOMは、分断や困難を乗り越えるしなやかなコミュニケーションの力を信じて、銚子市のまちづくりに貢献する人づくりに取り組む非営利組織です。
地球のどこに生れても、自分の気持ちを伝え、違なる意見に耳を傾け、ともにより良い明日をつくる”Good Comminicator”(グッド コミュニケーター)が数多く暮らす地域社会づくりに貢献すること。それは2001年の設立以来、変わることがないBeCOMの活動使命です。
「ことば」「インターネット」などコミュニケーションツールを新しい視点で活用するプロジェクトに取り組んだBeCOM1.0。
地域のさまざまな人や団体と一緒に、人とまちのつながりづくりを模索したBeCOM2.0。
そしてBeCOM3.0では、世代、居住地、立場など、異なる様々な人たちとともに、心躍るコミュニケーションを大切にしながら「住み続けたいまち」「何度でも訪れたいまち」をイメージできるButterfly Projectをつくりました。
目指すのは、”シビックプライドの醸成”!
2023年に制作したおはなし本『りんちゃんとモンシロチョウ』を起点に、銚子市が、市政施行100周年を迎える2033年を見据えたこの新しい取組みを、おはなし本のモチーフとなった蝶「ちょう」という音と、銚子市の「ちょう」の音が重なる偶然、そしてプロジェクトの内外でバタフライ効果が生まれる期待を込めて「Butterfly Project(バタフライプロジェクト)」と名付けました。
このプロジェクトでは、3つのコミュニケーションスタイルから、目的の達成を目指します。
▶スタイル1 まちのものがたりを贈る
☆彡おはなし本『りんちゃんとモンシロチョウ』の舞台は、2023年の銚子です。日本文と英文、それぞれの作者はお二人とも銚子市で暮らしています。日常の中で偶然出会う幸運、セレンディピティを描いたこの本は、2023年度、2024年度の銚子市の新1年生全員に贈呈させていただきました。
BeCOMでは、2033年までの10年間、毎年新1年生に『りんちゃんとモンシロチョウ』を贈り、未来を紡ぐ次世代に、ものがたりを通してコミュニケーションが深まり、広がる楽しさを伝えていきたいと考えます。
▶スタイル2 まちのものがたりを紡ぐ
☆彡この度『りんちゃんとモンシロチョウ』に登場する、りんちゃんのおばあちゃんが、まだ若かった頃のものがたりが完成しました!
主人公は、りんちゃんのママ、 あいちゃんです。都会で暮らしていた小学校1年生のあいちゃんが、お父さんの実家のある銚子市に引っ越しをするところからはじまる『あいちゃんとあたらしい学校』(仮称)は、今から30年前、1993年の銚子市が舞台です。
そして現代に戻り、2024年のものがたり『潮風のパンやさん』(仮称)では、海の近くにパン屋さんを開いた女性とお客さまとのささやかなふれあいを描きます。
主人公の女性起業家は、前述のあいちゃんの同級生です。
これら2作品は、2025年1月の発行を目指して準備を進めています。
BeCOMでは、これらモンシロチョウ三部作を通して「住み続けたいまち」「何度でも訪れたいまち」につながる多世代間の対話の糸口をつくりたいと思います。
▶スタイル3 まちのものがたりで遊ぶ
☆彡ものがたりをコミュニケーションツールに、地域内外の方々との新しい出会いを楽しむとっておきの企画は、おはなし1-3の登場人物を主人公にしたスピンオフのものがたりづくりです。新しい書き手との出会いを求め、ものがたりづくりを通じて、人と地域が出会い、交流できる取り組みをすすめます。
2033年まで、毎年作品をつくり続け、市政施行100周年には、ものがたりの主人公たちが暮らす架空のまち『Butterfly City』の地図を完成させることを目標にしています。
*それぞれ「取り組む事業」から詳しく紹介しています!ぜひご確認ください!
▶COM CUP英語日本語スピーチ大会(2001年~年1回継続開催)
対象:部門により年齢制限がありますが、オンラインによる英語動画メッセージ部門は、年齢、居住地、国籍問わず、どなたでもご参加いただけます。
コミュニケーション能力としての語学力育成と、異文化理解の場として2001年の設立当初から開催しています。参加者延べ人数 1,118名
大会サイト▼2024 COMCUP | 伝えたい気持ちがある 伝える言葉がある
▶ことばの冒険事業 (2016年~月1回程度継続開催)
対象:小1年生~小4年生
学校や学齢の異なる同世代と「読書」・「言葉」を通じて、違う学校の同世代や、世代も立場も異なるさまざまな大人と一緒に、遊びながら学ぶ機会です。 参加延べ人数 約210人
BeCOM公式サイト▼NPO法人 BeCOM | (be-com.jp)
▶(一財)銚子円卓会議 協働事務局(2013年~活動 2024年6月一般財団法人化)
人と地域のwell-beingを目指す銚子円卓会議の中で、協働事務局として、人と人の「かかわり」や「つながり」の土壌を耕す役割を担っています。
公式サイト▼想像から創造へ | 銚子円卓会議 (choshientaku.com)
活動の中で見つけたテーマについて、専門家に話しを聞いたり、深堀して話す機会として、オンラインコミュニティを月1回程度、不定期でゆるっとスタートします。
活動を応援いただく皆様には自由にご参加いただける機会にしたいと考えています。
またテーマのご提案やお問い合わせ、ご相談も受け付けています。
”人や社会と距離をとること"を良しとされたコロナ禍の約4年間。
それは大人も、子どもも、自由なコミュニケーションを我慢する4年間ではありましたが、困難を乗り越える力を試された時間でもありました。
私たちBeCOMも、継続してきた活動が制限される中、新しいツールを積極的に活用し、コミュニケーション活動を止めない工夫を凝らし続けました。そのような中で取り組んだおはなし本の制作を通して「ものがたり」は豊かなコミュニケーションを生み出すツールであることに改めて気づきました。
銚子市の人口減少は加速度を増しています。民間有志がつくる「人口戦略会議」が2024年4月に公表した地方自治体の持続可能性に関する報告書では、10年前に続いて、「消滅可能性自治体」となり、特に若年女性人口の減少率は2050年までに67.5%にもなると推計されました。市の発表では、現在の人口は約5万2千人。10年前と比べ約20%減、若年女性はさらに高く約37%減少しているとのことです。実際市内小学校の1学年の人数が一桁であることも珍しくなくなり、人口減少を強く実感させられます。
BeCOMを設立した2001年当時も、そして活動開始から24年目を迎える今も、私たちBeCOMの一人ひとりが変わらずに大切にしていることは、自分自身がグッドコミュニケーターであろうとすること、そして、グッドコミュニケーターが生まれ育つために活動をし続けることです。
それは、いつどんな時も、良質のコミュニケーションの中から生み出される「言葉」と「行動」が、分断や困難を乗り越えていくためには不可欠と信じているからです。
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BeCOM設立趣旨(2001年)
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人が生まれ育つ。
ここには、社会を構成する大人ひとり一人の自立、生きる理念を伝えようとする気概、さまざまな角度から与えられる創意工夫に満ちた刺激、そして安心を約束された時間が必要であると思います。
私達、国際教育推進プロジェクトBe COM(通称 ビーコム)は教育のあり方を考える機会の創設や情報の提供、社会教育活動への支援や実践を通じて、国際的視野をもち意思伝達(コミュニケーション)活動のできる人材を育成すると同時に、よりよい社会教育環境づくりを目指す非営利団体です。
自らの成長への意欲と期待、溢れる情報から必要なものを見極める見識、そして専門性を高める探究心を持ち、世代、性別、国境、宗教、文化等の違いを乗り越え、自分を伝え、相手を受け入れ、共によりよく生きようとするコミュニケーション能力を備えた人材の育成を支える社会教育環境づくりのために、世代を超えた一人でも多くの人々が、今自分にできることを考え、行動することが必要であると思われます。
教育の今が、社会の明日を映し出すことを信じて、責任ある団体としてより良い活動を公益的に行うために、ここに特定非営利活動法人国際教育推進プロジェクトを発足する次第です。
*名称は現在、国際教育推進プロジェクトをとり、特定非営利活動法人BeCOMになっています。