あなたの寄付で地域で共に育ち合う子育て環境づくりを目指して
子育て支援施設の運営や情報発信をはじめ、「地域で共に育ち合う子育て環境づくり」を目指し多様な活動に取り組んでいます。
子育て支援施設の運営や情報発信をはじめ、「地域で共に育ち合う子育て環境づくり」を目指し多様な活動に取り組んでいます。
子どもの声や存在に寛容ではない世の中で、親たちは、密室育児、孤独な育児になりがちな現在の社会環境があります。
子育てが、大家族・隣近所・親戚などたくさん の人の見守りの中で育まれてきた時代と違って、現在は意図的に社会で支える仕組みが必要です。
私たちは、親子がつどえる場を子育てひろばと呼んでいます。ひろばに集まって、日々の子育てを意図的に支えあう場を作っています。
安定的に活動を続けること、協力してくれるひとを増やすことが課題です。
ひろばは、親子だけが集うのではありません。多様な世代、多様な立場の人が行きかうべきだと考えています。
そしてひろばは室内だけではなく、地域にどんどん開かれて、つながっていきたい。
そのために、いろいろな場所での活動に取り組んでいます。
ひろばに行けない人、行きたくないと思っている人もいると思っています。その人たちに、子育てひろばで過ごす意味を伝えていくことが課題です。そのために、広報紙やWEB媒体の発信を行っています。伝え続けること、広げることのためにたくさんの力が必要です。
そもそも子育ては、家族だけで行えることではないことを、“It takes a village to raise a child.”
「一人のこどもを育てるには村中みんなの協力が必要だ」
というアフリカのことわざが示しています。
むらの共同体でみんなで子育てができない現在、その環境を時代に沿って作り出すことが必要です。
子育てひろば、と呼んでいる私たちの場は、いつ来ていつ帰ってもいい、第二の実家のように過ごす場所です。
その場で出会った子育て仲間、地域住民とつくったつながりのなかで、安心して暮らし、子育てに向かってほしいと思っています。
いつでも子育て、親であること、は初めての連続です。
転出入の激しい都市近郊部において、子育て情報を発信することで、常に新しくわからないことが出続ける、子育てへの不安を少しでも取り除きたいと思っています。
産むまでの悩み、新生児期の悩み、離乳食のとき、はいはいのときの悩み、歩くようになった時の悩みと、解決したと思ったら次々に課題が現れます。
保育園幼稚園に行くようになったら、今度はワークライフバランス、友達との関わりや、親同士の関わりのこと、自分の仕事、パートナーのこと、親のこと、常に悩みの壁はやってきます。
その壁を家族だけで乗り越え続けることは困難です。
いろな人の力を借りられるように、いざというときの手を貸してくれる人といつでも、つながるための活動を行っていくことが必要だと思っています。
だから、毎日同じ場所でいつ行っても誰かがいてくれる、子どもと親の育ちを見守ってくれる場所があり続けること、が必要だと思っています。