あなたの寄付でアフリカの多くの人に水を届け、石鹸を届け、トイレを届け、教育を届けます。
「不条理の無い世界の実現=生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を決められる社会の実現」を目的に、日本・アフリカ等で活動する国際協力NPOです。 「紛争・貧困などによって困難な状況にある人々の自律を後押しする」「情報と選択肢を届け、人々の社会貢献を後押しする」の2つをミッションに、ウガンダ共和国での水衛生支援(貯水タンク建設・トイレ建設・石鹸生産)、タンザニア連合共和国での教育支援(小学校の建設・保育施設の経営支援)、ペルー共和国の刑務所発ファッションブランドの日本販売などを行っています。
ウガンダ北部・アジュマニ県にある「パギリニヤ難民居住区」にて、現地で活動するNGOを通じて、人道的な支援が必要な南スーダン難民を対象に支援を行なっています。
100万人以上の南スーダン難民を抱えるウガンダ。国連機関や大型NGOによって大規模支援が行われてはいますが、増え続ける難民に対して、それぞれのニーズに対応した支援はほとんど実施されていません。
難民一人ひとりの状況やニーズに応じたきめ細やかな支援を実施するために、現地で活動するNGO同伴の下、難民へのニーズ調査を行いひとり一人に寄り添った支援を実施しています。
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支援対象者である難民の一人をご紹介します。
昨年7月に紛争が再燃し、その後ウガンダへと避難してきたチャールズさん(仮名)。紛争で家族3人を失い、子ども5人を養わなければならず、厳しい生活状況に置かれています。「私たちを支援してくれる人は一人もいない。仕事も無い。ここ(難民居住区)での生活はとにかく大変だ。」と語っていました。
現在のチャールズさんには収入を得る手段がありません。家庭菜園ではトマトを栽培していますが、石だらけの土地は農業に向いていません。雨期に入ったウガンダでは、コレラやマラリアなどの病気の蔓延も危惧されており、まだ幼い子どもたちの健康も心配されます。
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各物資のイメージが描かれた調査シートを使って丁寧にヒアリングをし、砂糖やトウモロコシの粉といった食糧に加え、石鹸や生理用品をはじめとした衛生用品、また井戸から生活用水を汲む時に使用するポリタンク、マラリアを防ぐための蚊帳、調理器具・調理油など、本当に必要とされている物を必要な分だけ提供するという形式で、物資の提供を行います。
集会場へ集まった受益者へは、リストを元にバックへ必要な物資を詰め、渡します。
怪我や病気などの理由で集会場へ来られない受益者へは、家庭へ物資を持って訪問します。
2017年夏の活動において、現地で活動するNGOを通じて、以下の支援が実施されました。
▼食糧品
ポショ*¹…1220kg
砂糖…455kg
料理油(1L)…148本(1L×148本)
乳児用食品(ミルク)…20個
▼生活用品(水)
たらい…59個
ポリタンク…76個
マッチボックス×2ダース
▼医療品
マラリア対策用蚊帳…47個
▼衛生用品
OMO(洗剤)…65kg(1kg×65個)
▼衣料品
下着(女性用)…66着
下着(男性用)…24着
下着(子ども用)…4着
サンダル…260足
▼食器類
カップ…184個
プレート…120枚
スプーン…24本
フォーク…6本
キッチンナイフ×4本
トレイ…25枚
▼学習用品
鉛筆×50本
▼その他
支援物資を入れる袋…65袋
*¹…トウモロコシを粉末状にした物
以上、現地で活動する国際協力NGOを通じて、2019年夏季までに述べ100世帯へ物資を届けてきました。