私たちは、外国にルーツを持つ子どもたちやその保護者を支援する4つの活動をしています。
外国にルーツを持つ子どもたちやその保護者がつながる場所作りと言語支援を! 外国にルーツを持つ子どもたちとその保護者が、地域で暮らしやすい多文化社会づくりを目標に活動しています。
当団体では、熊本県内に在住する外国にルーツを持つ子どもたちとその保護者、
学校の教職員をつなぐための4つの活動をしています。
①交流会
各学校に点在している外国にルーツを持つ子どもたちや、その保護者間の交流を促進することを目的に、4ヶ月(1学期)に1回、世界の料理作りやレクレーションを行っています。
②学習会
毎週土曜日(第3土曜日除く)、日本語指導員や学校の先生方の協力のもと、日本語力・学力向上を目標に、日本語や教科支援をしています。
③研修会
学校の先生方や、外国にルーツを持つ子どもたちへの支援に興味がある方へ、子どもたちの置かれた状況や課題を発信し、担任・日本語指導関係者・保護者の三者間での共通理解を測ります。
④支援者育成
外国にルーツを持つ子どもへの日本語指導や教科学習のサポートの方法、子どもたちへの関わり方などについて、日々の活動を通し、子どもたちの支援ができる人材をしています。
当会の活動拠点である熊本県八代市は、近年、外国人の方が多く住んでおり、
学校にも「外国にルーツを持つ子どもたち」が多く在籍しています。
子どもたちの中には、言葉が分からないために、コミュニケーションが取れず、孤立してしまう子や、日本生まれや幼少期に来日した子どもでも、母語も日本語も十分に習得できず、勉強についていけず困っている子もいます。
八代市には、大人を対象とした支援団体はあるものの、子どもたちを対象とした支援団体は、ほとんどありません。
言葉が分からない土地で暮らす子どもたちや保護者は、誰に相談したらいいのかさえ分からずにいます。
外国ルーツの子どもが在籍している学校の先生は、どう支援したらいいのかと悩む日々です。
私たちは、そのような子どもたちの実情を発信しながら、子どもたちや保護者が暮らしやすい多文化共生社会作り、学校関係者との情報共有活動を行っています。