あなたの寄付で奄美の子どもたちに「心ふるえる体験を。」
一般社団法人me(ミー)は、リアルな体験の機会が少ない奄美群島の子どもたちを応援したいと想い、2023年6月に設立しました。子どもたちが、多方面の分野でロールモデルとなる大人(人生のセンパイ)と繋がり、非日常な体験をすることで、ほんの少しの気づきと前向きな一歩を踏み出すことをサポートします。
心がふるえる体験を。
奄美群島には、大学がありません。そのため、ほとんどの子供たちが、18歳で島を出てしまいます。
最近では、中学や高校から、島を出るケースも増えてきました。
島を出たセンパイたちは、そのまま島外での生活を選ぶ方が多いです。
そのため、下の世代にとってロールモデルとなる、少し先を行くセンパイとの交流の機会が少ないのです。
奄美群島は、離島がゆえに、体験の機会が多くありません。
都会のような充実した設備や人材も少なく、「何かやってみたい!」と思っても、出来る場所が限られています。
更に、島外に行こうと思っても、莫大な渡航費がかかることも、大きなハードルとなっています。
私は、奄美で生まれ18歳で上京し、今でも島外で生活を送っています。
社会人生活にも慣れ、帰省していたある日、大自然の海を目の前にし、私はある2つのことを想いだしていました。
「学生時代のこと」
中学生の時、バスケットボール部に所属し、沢山の人との出会い、刺激がありましたが、
保護者でも先生でもない大人である、ナナメに関わりがもてる、そんな存在が「コーチ」でした。
コーチからは、実技指導だけでなく、約束を守ることの大切さ、自分や人との向きあい方、時間・人生の捉え方を教わりました。
当時は、難しい話も多かったように思いますが、気づけば、今の自身の思考の柱になっていたりします。
人格形成がなされる多感な時期に、多様な価値観との出会いや憧れの大人(センパイ)との関わりは、財産だったように思います。
もうひとつは、人生ではじめての経験。
「出産時のこと」
東京の病院で出産した時、傍にいてくれ励ましてくれた助産師さんは奄美出身のセンパイでした。
なんだが、とてもとても心強かったんです。ルーツが同じ、いってみたらそれだけだったかもしれません。
でも、なんとも表現しがたい、つながりを感じて、チカラが湧いてきたものです。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます!
楽しい毎日を送っていますか?^^
離島で生活していると、不便なことがあるかもしれません。
SNSで見る場所に行ってみたい!と思っても、物理的に簡単には行けないかもしれません。
いろんな経験の場やリアルな体験ができる場所は、少ないかもしれません。
でもね、
私が、これまで経験し、心から感謝していることを、今度は皆さんに少しずつ返していけたらいいなと思っています。
そんな想いがつながって、どんどん輪が広がっていくことを願っています。
一般社団法人me 代表理事 平田(鈴木) 優