あなたの寄付ですべての人に「地域で当たり前に暮らす」機会を!
愛媛県松山市で医療・福祉の専門職を中心に活動しています。居住支援法人として、高齢者や障がい者など配慮の必要な方々への住まい支援を中心に、空き家対策や公的サービス外の生活支援、まちづくりなど地域活性のための活動を行っています。 「制度にとらわれない活動」として、多世代型の要配慮者用シェアハウス(空き家の福祉活用)、こどもマルシェ(子どもの職業体験と地域活性化事業)、キッチンカーを使ったコミュニティカフェなどを行ってきました。 今年度からは、食支援(一品総菜の配達)と子どもの学習支援を新たに始める予定です。
無いものをつくり、出来ないことをなくす。
地域には様々な問題が溢れています。
独り暮らしや生活困窮、空き家・過疎問題など・・・このような地域課題の解決策はまだまだ進んでいません。
また、高齢者や障害者、生活困窮者などの配慮が必要な方々が住み慣れた地域で生活を続けていくためには、多面的な支援が必要になってきます。
しかし、個々にそうした支援やサービスがあっても窓口がばらばらであったり、情報がなかなか届かないというのが現状です。
こうした、地域に点在している様々な資源を結び付け、また、要配慮者の方たちがそれらを分かりやすく利用できるネットワークやシステムをつくること。
そうした取り組みにより、地域を支える役割を担うことを目指しています。
実際に支援をおこなっていると、求められる支援の内容と現実に利用できる制度や支援内容が合わず、困ってしまうことがあります。
それでも、その方が生活を続けていくには必要な支援であり、なんとかしたい、助けたいという気持ちで、つい職務の範囲を超えてしまうことがあります。
そうすると支援する側の倫理上の問題が生じてきたり、精神的な負担が大きくなってしまいます。
そうした中で、それらの問題を解決するためには、制度にとらわれない公的なサービス以外の支援が必要だと考えました。
要配慮者だけでなく、専門職や家族といった支える側の方たちが安心して支援を行えるよう、無いものをつくる、出来ないことをなくすことを目標に活動しています。