あなたの寄付ですべての子どもに安心とつながりと楽しみと探究を
葉山の主に高校生・中学生・小学生を中心とした地域の居場所です。町内会館や、古民家、カフェなどを借りて週に1度のペースで開催しています。過ごし方自由。マンガ、ボードゲーム、おやつ、ダラダラ、おしゃべり、宿題や勉強、やりたいことをやってみるetc。子ども若者誰でも無料で利用できます。地域の大人や大学生で運営。葉山町社会福祉協議会のボランティア登録団体。 学校に行っても、行っていなくても。障がいがあっても、なくても。どんなキミだっていい。そのままのキミで過ごせる居場所が葉山にあるよ。
子ども・若者に格差を作らない。どの子にも同じ安心と楽しみと探究とつながりを。
HAYAMA居場所プロジェクト 設立の経緯 〜行く場所のない子どもとの出会いから〜
自然豊かな葉山には公教育の場はもちろん、フリースクールもあり、恵まれた環境ですが、学校が合わない子や高額なフリースクールへの通学が困難な子も多数います。そのような子ども・若者は、普段の過ごしはほとんど家庭内となり、人間関係もほぼ家族になりやすくなります。
また、核家族の増加で地域との関わりが薄くなり、学校と家庭の往復で過ごす子ども・若者も増えています。
また葉山町は高校以上の教育機関がないため、高校生の町の滞在時間が短く、葉山町内での活動や交流が希薄です。
学校に行っている子もいない子も来られる居場所、また経済格差によって 利用格差や、ひいては教育格差が生まれないよう、利用者負担のない開かれた場を葉山の地域の大人たちで作りたいと考え、HAYAMA居場所プロジェクトを設立しました。
本来平等な教育や自分たちの住む地域でのびのびと育つ権利を持つ青少年たちが、友達や地域にネットワークがなく孤立傾向にあります。
HAYAMA居場所プロジェクトは、学校やフリースクールへ行っている・行っていないなどの、日々の過ごしの環境に左右されることなく、みんな同じ「葉山の子」として、他者交流や出会いから生まれる新しい試みや楽しみ、知りたい・やってみたい好奇心の満たし、また、家庭や学校とは違う場所で1人でゆっくり時間を過ごすなど、「そのままのキミでいい」を大切にする居場所創りを毎週続けています。
またHAYAMA居場所プロジェクトでは、子ども・若者に利用格差を生まないために、利用者から参加費などは徴収せず、また居場所にかかる食料や会場費、文具や書籍などの備品もすべて無料で提供しています。
さらに地域の大人・大学生が後ろ盾となって運営され、子どもたちと遊んだり、子どもたちの「やってみたいこと」を一緒に探究したり、若者の相談や学習支援も行なっています。子ども・若者の同世代交流と同時に、地域の大人との多世代交流や社会交流をかなえる場所としても機能しています。さまざまな状況下の子ども・若者であっても、「行こう」と思ったら誰でも無料でアクセスでき、かつ複数の大人の目や関わりがあるフリースペースを設けることは、葉山町の青少年の健全育成ならびに、少子高齢化の葉山のこれからのまちづくりにとても大事なことだと考えています。
どの子も大切な地域の子として、孤立させない、平等な学習や環境、交流を実現することがとても大切との思いから、本プロジェクトを運営しています。