あなたの寄付でローカルなまちの日常に、笑顔が生まれ、希望が広がる、コミュニケーションの機会を企画・創出し続けます!
BeCOMは2001年の設立以来、「地域の課題解決の糸口をコミュニケーションでみつけよう」をテーマに、地域に暮らす一人ひとりが、多様なコミュニケーションについて知る、考える、対話やつながりが生まれる機会を企画、提供する活動、コミュニケーションの力を育む活動や、コミュニケーションそのものを楽しむ活動に取り組んでいます。
地域で生まれ育つ子どもたちが、全ての学びの元となる「読書」「言葉」を大切にし、豊かで前向きな言語生活を送ってほしいと願い、小学1年生~4年生を対象とした「ことばの冒険」事業を2016年度より行っています。
(1)ことばの冒険の部屋/1グループ約10名で、年に7回程度開催。
~本を開けば冒険が始まる!海の底、宇宙の果て、どこへでも、誰とでも!~
読んだ本の紹介や意見交換、読み聞かせ、音読(現代詩・古典など)、 アニマシオン、カルタ取り、クイズ、短歌づくり、ことばの冒険遠足DAYなど 読書やことばに関する活動を行います。
※2020年度、2021年度は、コロナ禍でもお子さんの言葉や心の学び、成長の支援ができる場づくりを目指し、オンラインを活用した「ことばの冒険の部屋」を実施。
(2)ことばの冒険の旅~私のおすすめの本 発表会~/年に1度開催
ことばの冒険の旅では、子どもたちそれぞれがおすすめしたい本を1冊選んで発表します。
審査基準は”その本を読んでみたいと思わせる”!
おすすめしたい理由や、自分が特に好きな場面など、どう言ったらこの本の魅力が伝わり、聞き手の心に残るか、ことばの創意工夫を重ね、表現します。
※コロナ禍にあった2020年度、2021年度は、作文を募集するコンクールとして開催。
・教室ではゲスト講師やスタッフ、同年代の参加者や「ことばの冒険」卒業生から紹介される多様な多くの本と出会い、個々の読書の幅が広がりました。
・子ども達は、パネルシアターやアニマシオン、ことば遊びなどに興味を持って取り組み、異なる切り口から言葉や読書への関心が広がり、高まりました。
・教室で紹介する本をご家庭で選び、読み聞かせの練習をしてきたり、他者が紹介したお話について質問するなど、本を通した人とのかかわりが広がっている様子が伺えました。
・市内外から、学年をまたいだ参加者や、地域の大人と出会い、子どもたちの世界が少し広がりました。
・発表会に向けて、おすすめする本を自分で選べたことも子どもたちにとっては進歩と言えます。
発表では、書いた文章を読むだけではなく自分の思いを、聞く人に伝え、聞いた人が読みたくなるような発表の仕方を工夫する、双方向性のコミュニケーションを意識して発表できる子が年々増えました。