C・C・C富良野自然塾

あなたの寄付でゴルフ場跡地が元の森へと一歩近づきました。ハチドリの一滴をありがとうございます。

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作家・倉本聰が主宰する富良野自然塾は、ゴルフ場跡地を元の森に還す「自然返還事業」と、そのフィールドを使った「環境教育事業」を行っています。北海道の大自然を五感で感じながら体験するプログラムは、演劇的手法を用いたドラマチックな表現や仕掛けによって展開し、地球環境を楽しく学ぶことができます。 富良野自然塾で新しい形での地球環境プログラムを、是非ご体験ください。

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自然返還事業

事業の目的

2005年から閉鎖されたゴルフ場を元の森林に還す、自然返還事業を開始しました。

ゴルフ場を作るためには、山の斜面を削り取り、平らにしなくてはなりません。

つまり、山を切り開いて作ったのがゴルフ場です。そこを使わなくなったのであれば、元の状態に戻すのは当たり前の行為なのかもしません。


そうして、19年間で約7万本の木を多くの方々と植えてきました。


本事業の目的は、元の森にできるだけ早く返すことです。

これまでの活動

山の斜面が削り取られているので、山の表面にあるはずの«表土»がありません。

この土は現在も建設会社や、土木関連の企業から工事で撤去した土を購入し、植樹の際に使用しています。


また、やせた土地では木が根を張りにくいので、カミネッコンという段ボール製のポットを使用しています。

写真にありますように、少し枠がついているその幅にも段ボールが敷き詰めてあり、保水を助けてくれます。そして、苗木を移植する際には少しの天然肥料を与えています。

イメージとしては、森の中に«水筒»と«お弁当»をもたせて山に送り出すという方法をとっています。


植樹方法は、横浜国立大学名誉教授 宮脇昭氏に教えていただいた『三種類三本寄植』を採用しています。

木は密集すると、枝を横に広げるのではなく、光を求めて上に成長します。北海道は半年間も雪が積もっているため、できるだけ早く春先に雪から芽を出して成長を促すために密集させて植樹を行っています。

また、風や雪が降ると、3本でそれらを遮り合い支え合えるようになります。

種類を増やすと、森林の耐用性が向上し、豊かで強い森になっていきます。

以上が植樹方法になります。


これまでこうした方法での植樹活動を様々な企業や学校、個人の参加者と行ってきました。

合計で約7万本の木を植えてきました。

これまでの事業成果

事業の成果は、様々挙げられますが、整体家の変容が何よりもわかりやすい成果かと思われます。

小動物から、大型の哺乳類までが森を利用するようになってきました。


その他には、世間の注目が環境へ向き始めたということもあります。

企業単位での植樹活動が増え、旅行などの観光でも環境配慮をしたプランが増えてきました。

我々の力では地球で起こっている課題をいきなり解決することは難しいいです。

しかし、できることを積み上げてゆき、自然や環境に意識を少しづつ変えていくことはできると信じ、活動を続けています。


木を植えること以外の方法も模索しながら、活動を続けています。


皆様のお力添えも是非お待ちしております。

その他の事業