流山家守舎

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使われなくなった空間や遊休地に新たな価値を生み出し、エリアの魅力を引き出すまちづくり活動をしています。 現在、商店街の空き店舗を活用し、カフェやシェア本棚など、「ものづくり」を軸にした新たな集いの場としてリノベーションを進めています。また、地域の事業者やプレイヤーとともにまちの未来を考える「妄想会議」を開催し、まちと関わるタッチポイントを生み出しています。 人が集まり、挑戦し、つながる場が増えれば、まちはもっと面白くなる。 そんな思いで日々活動を続けています。

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妄想会議

事業の目的

「妄想会議」は、まちの未来を自由に発想し、アイデアを形にするための対話の場です。

特に「旧奥村診療所」の活用を軸に、江戸川台全体に波及効果をもたらすにはどうすればよいかを考えることからスタートしました。


1. 奥村診療所の活用を通じた地域の可能性探求

10年以上空き店舗だった奥村診療所を、単なるリノベーションではなく、江戸川台全体に新たな流れを生み出す拠点として機能させる方法を議論しました。

地域の魅力の掘り起こしからスタートし、商店街との連携や新たなコミュニティづくり、まちに不足している機能をどう補うかなど、妄想は尽きません。

2. 進化する妄想会議——「妄想BAR」「妄想LAB」へ

より深い対話を促すために夜の開催「妄想BAR」を実施したり、最新技術を活用したまちづくりを模索する場として、「妄想LAB」も開催。

市内のまちづくりの先駆者をお招きして、様々な視点から多角的な視点からアイデアを掘り下げています。

3. アイデアの実験と実践へ

妄想会議で生まれたアイデアは、「部活動」や「イベント」のかたちで試しながら、課題や方向性を検証。試行錯誤を繰り返し、実現可能なアイデアへとブラッシュアップしていきます。

例えば、「レトロリペア倶楽部」や「江戸川台 Maker’s BASE 奥村診療所」も、この妄想会議から生まれた具体的なアクションの一つです。

4. まちづくりのプレイヤーを増やす

まちに関わるきっかけをつくり、「やってみたい」という気持ちを行動に移せる人を増やすことが妄想会議の大きな目的です。

議論にとどまらず、参加者が自らプロジェクト(部活)を立ち上げ、実践することを後押しします。

これまでの活動

2024.7.27 妄想会議

2024.9.8 妄想会議 vol.2

2024.10.27 妄想会議 vol.3

2024.11.16 妄想BAR vol.4

2024.1.31 妄想BAR vol.5

2024.3.19 妄想LAB vol.6

これまでの事業成果

1. 江戸川台における新たなプレイヤーの発掘と育成

妄想会議を通じて、まちづくりに関心のある人が集まり、それぞれの趣味や強みを活かした新たなプレイヤーが生まれました。

▶「自分も何かやってみたい」から「実際に動き出す」きっかけを創出

▶DIY、デザイン、経営、イベント企画など多様なスキルを持つ人々がつながる

2. 妄想が実験を経て、具体的なプロジェクトへ進化

妄想会議でのアイデアは、実際に小規模な実験を行うことで、より実現可能な形にブラッシュアップされています。

▶「レトロ・クリエイティブ・多世代コミュニケーション」などの声から、カフェを起点とした複合施設構想が生まれ、試験的なイベントを開催

▶「昭和レトロの雰囲気を活かした活動をしたい」という想いから、「レトロリペア倶楽部」がスタート

3. まちの資源の新たな価値を発見

奥村診療所のような遊休不動産を、単なる空きスペースではなく、「活かすべきまちの資源」として捉える視点が醸成されました。

▶商店街の未活用スペースの活用アイデアが生まれた

▶日本酒やテクノロジーなど、江戸川台に新たな文化を取り入れる挑戦が始まった

4. 継続的な場の価値向上と認知度の向上

回を重ねるごとに参加者が増え、「ここに行けば面白い人と出会える」「自由に発想できる場がある」という認識が広がった。

▶商店街や地元の事業者との関係性が深まり、実践の場が増えた

▶妄想BAR・妄想LABの開催で、まちづくりに関心のなかった層とも接点を持つ機会が生まれた

5. まちづくりの継続的な仕組みづくりへ

妄想会議で育ったアイデアや人材が、次の実践へとつながり、「会議で終わらず、動き続けるまちづくり」の仕組みが生まれつつある。

▶会員が自ら企画し、運営に関わる力を身につける場となった

▶単発のイベントから、まちに根づく長期的な取り組みへと発展しつつある


妄想会議は、発想の場であり、挑戦の場であり、まちを動かす場。

ここで生まれた小さな「妄想」が、やがて江戸川台全体に広がる未来を描いています。

その他の事業