あなたの寄付で一緒に考えよう、答えはある。
使われなくなった空間や遊休地に新たな価値を生み出し、エリアの魅力を引き出すまちづくり活動をしています。 現在、商店街の空き店舗を活用し、カフェやシェア本棚など、「ものづくり」を軸にした新たな集いの場としてリノベーションを進めています。また、地域の事業者やプレイヤーとともにまちの未来を考える「妄想会議」を開催し、まちと関わるタッチポイントを生み出しています。 人が集まり、挑戦し、つながる場が増えれば、まちはもっと面白くなる。 そんな思いで日々活動を続けています。
レトロリペア倶楽部は、「妄想会議」から生まれた部活動で、まちづくりを「ジブンゴト」として関わるきっかけをつくる場です。
ただ修理をするだけでなく、まちの風景や文化を未来につなぐものづくりを通じて、まちの魅力を再発見し、新たなストーリーをつくる活動を続けています。
壊れてしまった古時計やサトちゃん人形など、地域に残るレトロなアイテムを修理・再生し、次の持ち主へつなげていきます。これにより、まちの記憶や愛着のあるものを未来へ残す活動を推進します。
修理のプロセスをメンバーで楽しみながら、DIYの技術を学び、実践し、スキルを磨く場として機能します。初心者でも挑戦できる環境を整え、修理の楽しさや達成感を共有します。
DIYをきっかけに、まちに関わる仲間を増やし、つながりを生むことが目的です。拠点である旧奥村診療所(家守舎)を中心に、商店街や地域との関係を深め、まちづくりの担い手を育てることを目指しています。
初回の活動では、譲り受けた壊れた古時計を修理・再生しました。
壊れていた時計が生まれ変わる様子を、参加者同士で共有しながら作業することで、「直す楽しさ」や「モノへの愛着」を再認識する機会となりました。
▶ 錆びて固まったネジと格闘しながら分解・清掃
▶ 振り子時計のムーブメントを交換し、再び時を刻む時計として復活
▶ 外れた木部パーツの補修やガラスの取り付けを実施
商店街にあるフットクロス三思堂さんのシンボルである「サトちゃん」の頭部が破損。これをレトロリペア倶楽部が修復しました。
長年親しまれてきたサトちゃんが再び商店街に戻り、お店のシンボルとしての役割を取り戻しました。
▶ 瞬間接着剤とパテで接合し、紙やすりで表面を整える
▶ スプレー塗料で着色し、元の鮮やかなオレンジ色を再現
・昔ながらのアイテムに新しい意味を与え、再び地域に活かすことで、商店街ならではの「レトロ」の価値を再発見。
・商店街の歴史を感じる象徴であるサトちゃんを修理・再生し、まちのシンボルを守る取り組みを行いました。
・修理を通じて、ネジの錆取りやパーツ交換、塗装技術などの実践的なDIYスキルを身につけることができました。
・ワークショップ形式の活動を通じて、初心者でも気軽に参加できる学びの場を提供し、DIYを始めるきっかけになっています。
・商店街のサトちゃんリペアをきっかけに、商店主との交流が深まり、地域に根ざした活動として認知が広がりました。
・商店街の店舗と協力し、壊れたものを直しながら、まちの景観やシンボルを守る活動ができました。
・参加者が「やってみたい」と思えるDIY活動を通じて、まちに関わるきっかけをつくり、継続的に関わる仲間が増えてきました。